あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
みんなの声一覧へ
並び替え
8件見つかりました
5歳と8歳の息子に読んだのですが、 特に、5歳児が気に入って、 まだひらがながあまり読めないのですが 最後の言葉の「まだまだつづきがあるのです」だけを言っては ページをめくり、何度も楽しそうに見ていました。 テンポもいいし、お話も面白いし、 次はどうなるんだろうと 大人も夢中になって読みました。
投稿日:2021/06/01
同じ作者の『ねえパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの』を読んで、大ファンになってしまい、他の絵本も読んでいます。 こちらもまた、ユーモアたっぷりの可愛らしい挿絵です。そしてストーリーもとっても楽しいのです。 オレンジの実が枝からポトンと落ちたのをキッカケに、次々とハプニングが起こってしまい、大騒動になります。犯人探しに乗り出した王様は、順に話をきいていって・・・ 子どもたちは、「まだまだつづきがあるのです」という繰り返しのセリフが出てくるたびにニンマリ。そして、王様の最後のお裁きには「えーっ!」とビックリしていました。 おはなし会などで読んでも盛り上がりそうな、とっても楽しいお話でした。
投稿日:2014/05/26
読み終わって思ったのは、「やるな〜ほるぷ出版」でした。 こんな楽しい作品をよく見つけてきて、邦訳してくれてな〜。 ストーリー的にも表紙絵や魅力的なタイトルにしても、とことん読み手を楽しませてくれる絵本でした。 最後のオチを見て、「オレンジ」から物語が始まったわけがわかって、思わず一人でニヤリとしてしまいました。 これはぜひ、子どもたちに紹介したい作品です。 学校の読み聞かせに使いたいです。小学校中学年くらいから中学・高校生くらいのお子さんたちにお薦めします。
投稿日:2012/06/19
オレンジが木から、ぽとりと落ちたことから大事件に発展していきます。次の展開にとても興味が湧いてきます。ちょっと以外な展開が面白いと思いました。「ところが まだまだ つづきがあるのです」の繰り返しに期待してしまいます。犯人探しへ元に戻っていくのにも面白いと思いました。王様の最後の役が私がやりたかったです!完熟オレンジがとてもみずみずしくて美味しそうでした!
投稿日:2011/05/20
オレンジがね〜落っこちたところからお話が始まるんですが・・・ ねずみやロバ、らくだに至るまでトテモ表情が豊かなんです まさかこんなに大事件になるなんて思いもよらないっていうか、大騒ぎしすぎっていうか・・・ かしこい王様のさばきは的確でした またそこが面白いオチでした
投稿日:2011/05/13
ある暑い日に枝からオレンジがひとつ落ちました。 そのオレンジに止まっていた一羽の青いチョウがふわりと飛び立ちました。 「まだまだつづきがあるのです」という間合いの言葉で、話がどんどん展開していきます。 話の展開の意外性とテンポの良さ、そして絵のきめ細やかさで話にぐいぐいと引き込まれていきます。 とんでもない大騒ぎになった後、今度は町中を混乱に陥れた犯人捜しになります。 あれほどドタバタしたお話が今度は逆方向に向かいます。 賢い王様のさばきも楽しいのですが、最後のオチに絶句してしまいました。 この話、飽きません。
投稿日:2011/05/06
カンタン・グレバンと言えば、「ウルフさんのやさい畑」「カプチーヌ」等でお気に入りの作家の1人です。 1977年、ベルギー・ブリュッセルレ生まれという若い絵本作家ですが、どの作品も高い水準です。 今回の舞台は、イスラム文化圏の何処か。 しかも、昔話のような雰囲気があり、時代も少し遡るような感じです。 物語は、オレンジが ひとつ、枝から落ちるシーンから始まります。 それが、大事件の発端になるのですが、それが次から次へと話は続いていくのです。 オレンジに止まっていた一羽の青い蝶が飛び立つ ⇒青い蝶が眠っていたネズミの鼻に止まる ⇒ネズミのくしゃみに商人を乗せたロバが驚いて暴走する ⇒ロバがラクダの群れに突っ込む ⇒ラクダの群れが市場に駆け込む 昔話にあるような連続性を持った話が続いて、それからは、逆にその犯人捜しが始まるというもの。 この奇想天外な話の展開に惹きこまれないはずがありません。 リズム感があって、ワクワクしながら、聞き入ることだと思います。 最後のオチも、こうきたかというもので、完成度の高いストーリーに仕上がっています。 絵の美しさは、いつもながらのもの。 それにしても、カンタン・グレバンの引き出しの多さには感銘します。 一作毎に、全く趣が異なる作品で、しかも外れることがありません。 新作が待ち遠しい作家の一人です。
投稿日:2011/03/13
まず、タイトルのユニークさに惹かれました。 そして、表紙絵のターバンを巻いたおじいさんが、ロバにまたがっている絵を見て、イスラム教圏のおはなしだなと興味を持ち書店で立ち読みをしました。 ある あつい あつい日のことです。 太陽をたっぷり浴びた、みずみずしいオレンジが ひとつ、枝から ポトンと落ちました。 オレンジにとまっていた 一羽の青いチョウが、ふわりと 飛び立ちました。 「そんなの、ちっとも たいへんじゃないよ!」と、皆さんは うかもしれません。 ところが まだまだ つづきがあるのです。 この一見開き目で、ここから何かが起こるのだなと、ワクワクしながら先を読みました。 青いチョウは、ネズミの鼻に、ネズミのくしゃみがロバを驚かせ、・・・。 ホント、“まだまだつづき”がありました。 オレンジポトンで、こんな大騒ぎになるなんて、あっという間にお子さんも惹きつけられるお話です。 この事件の終結の愉快さも、これまでに読んだ経験の無いもので新鮮でした。 フェズをかぶったネズミもラクダたちも可愛らしく、落ち着いた色調の中、イスラム教圏の人々の生活の細部を知ることのできる描写も素敵です。 フェズが描かれているところを見ると、19世紀から20世紀初頭にかけてオスマン帝国とその周辺地域でのお話という時代設定でしょうね。 絵本を通し、異文化に触れる良い機会だと思い、購入しました。 次年度、低中学年のお話会で、読みたいと思います。
投稿日:2011/02/12
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索