1996年の作品。
HarperCollins Children’s Booksとあったので、イギリスの作品なのでしょう。(ハーパーコリンズ社の児童書部門)
原題は、Who Said Moo?
物語は、あかいおんどりが朝、コケコッコー!と鳴いているシーンで始まります。
すると、その日は、だれかがこたえたのです。
「モー」って。
それから、おんどりの「モー」ってこたえた動物探しが始まります。
ブタ、犬、ロバ、猫、羊、そして最後が牛となるのですが、仕掛け絵本になっているので、かなり楽しめるはずです。
それにしても、この原色の色合いは、日本の絵本では見かけない位、強烈なもの。
絵のテイストも、かなり違う感じがします。
それと、ロバの鳴き声。
聞かれると答えに窮するのですが、「ヒー ホー!」って鳴くのですかね?
この手の作品は数多いのですが、そのシンプルさと仕掛けの面白さから、イチオシの作品です。
おんどりの驚く様は、一見の価値ある動きだと思います。