どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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この絵本が書かれた経緯を知って、改めてジェンダーについて考えさせられました。 著者の父親は、トランスジェンダーで今は女性として生活していると言うのです。 そして、著者はバイセクシャルだと言います。 そんな著者には、奥さんと息子さんがいるのです。 まだ小さい子どもに、このことを受け入れてもらうために書かれた絵本なのです。 私の頭の中は混乱状態になりました。 小さな孫は著者の父を、ジイジと呼ぶのでしょうか、バアバと呼ぶのでしょうか。 この絵本では、解かり合うことの大切さを語っています。 自らが女の子だと、カミングアウトするくまのトーマス。 姿は女の子だけど、男の子のようなエイバ。 トーマスがティリーになっても、友だちは友だちよと言ってしまう歯切れの良さで、モヤモヤ感は払拭されました。 今の時代、この絵本は分厚い本よりも能弁です。
投稿日:2024/05/31
ジェンダー、LGBTを考えるには 、ソフトタッチで導入しやすいお話ですが、ぬいぐるみのクマを通して考えるには、ちょっと現実感が乏しいのが残念な絵本です。 著者が関わる現実を抽象化したためでしょうか。 男性から女性になったのが人間だったら、どのように受けとめたでしょうか。
投稿日:2020/12/03
LGBTに関する絵本です。 体と心の性が異なるくまちゃんに、自由にしたらいいよ。それでもずっと友達だよ。と伝える男の子。 性が違うといっても、くまちゃんだからいまいち現実感はないけれど、こういう人たちもいるんだよ。という話の導入にはちょどいいくらいの絵本でした。
投稿日:2018/07/06
副題に「ジェンダーとゆうじょうについてのやさしいおはなし」とあるように“ジェンダー”について語られている絵本です。 昨今では日本国内でもかなりジェンダー・フリーな考え方が浸透してきたように思います。 本作では、くまの子「トーマス」が見た目は男の子だったけれども、実は心は女の子なんだと、友だちに打ち明けるところから始まります。 絵がソフトでとても可愛いので、このようなカミングアウトのシーンも打ち明けられた友だちエロールのようにすんなり納得できるものがありました。 「だいじなのは きみが ぼくの ともだちだってことさ」と、エロールがいってくれて、トーマスは喜びます。 これって、ジェンダー・フリーなことに限らず、人と人が一緒に生きていく上でとっても大切なことですよね。 なので、テーマとして語られている「ジェンダー」についての本としてだけでなく、人はいろいろな人間を認め合ったり支えあったりして生きていくんだということを伝えている作品としても紹介できそうです。 この作品は作者自身が自分自身の(養子にした)息子に、多様な家族の在り方を伝えるために自費出版されたものだそうです。 作者自身の考え方や境遇については、あとがきとして載せられている解説の中田せらさんの文章を読んでもらえると、よくわかります。
投稿日:2017/05/12
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