科学絵本です。
タイトルの「キュリオシティ(好奇心という意味の名前)」は、火星探査車(ローバー)です。
この絵本では、キュリオシティにまるで意思があるかのように、彼の目線で語られているので、感情移入しやすく、とても読みやすかったです。
宇宙には果てないロマンがあるのだなぁと、感じずにはいられませんでした。
そして科学者たちの緻密な計算と努力によって、人類は新たな謎を少しずつ解明していっているのだということも分かりました。
解説がとても分かりやすくて、絵も見やすかったです。ちゃんと図っていませんが、細かい解説(テキスト)を読まなければ、朝読の読み聞かせの時間内でも読めそうな気がします。
七夕の良く夜空を見上げる時期や、夜空が綺麗に見える秋などにブックトークで紹介するのもいいですね。
お薦めは小学校の高学年以上です。
こういう作品に出会って、新たな科学者や宇宙飛行士が誕生するといいなと思います。