ガンピーさんのふなあそび<新版>」 みんなの声

ガンピーさんのふなあそび<新版> 作:ジョン・バーニンガム
訳:みつよし なつや 光吉 夏弥
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2020年02月10日
ISBN:9784593101825
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,060
みんなの声 総数 75
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  • ダメといわれてもつい…

    • 楽葉さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 埼玉県

     ゆったりした気持ちで読みたい1冊…

     川辺の家に住むガンピーさんが手漕ぎの舟で出かけていくと
    同乗希望者が続出…子どもたち うさぎ ねこ いぬ ぶた 
    ひつじ にわとり うし やぎ…それぞれガンピーさんから
    やってはいけないことを言い渡されて乗せてもらうが…
    結局禁止事項を次々やってしまうのでとうとう船は転覆…
    でも、最後にはお楽しみも…

     見開きの左ページに舟の様子がモノクロで、右ページに
    次に乗り込む動物が大きくカラーで描かれてストーリーが
    展開していく。線のタッチを生かしたソフトな絵だ。

     乗り物に動物が次々乗ってくる絵本は続編の『ガンピーさんのドライブ』
    以外にもあるけれど、それはまた別な話…

    投稿日:2012/05/01

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    2
  • おおらかなガンピーさん。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     とても優しく素朴なタッチの挿絵の中で、緑が力強く描かれているのが印象的です。こんな緑濃い風景の中で川下り、なんて、素敵ですね。

     次々と「一緒にのせて。」とやってくるのは、子どもたちと、うさぎ、ねこ、犬…などたくさんの動物です。ガンピーさんは「けんかさえしなけりゃね。」「とんだりはねたりしなけりゃね。」と言いながら、みんなをどんどん乗せてあげます。身近な動物のオンパレードと、繰り返しの構成が、娘の好みにマッチしました。「てぶくろ」のようであり、「ぞうくんのさんぽ」のようであり…。

     ハプニングの後にも、「またいつかのりにおいでよ」で締めくくられるところが、特にお気に入りでした。

    投稿日:2010/05/27

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    1
  • ガンピーさんの鷹揚さがいいんです。

    • はなしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子11歳、男の子9歳

    ほんわかとした絵のタッチ同様、主人公のガンピーさんも実に優しい人物です。
    ガンピーさんの船に次々と乗り込んで来るお客様に、条件を一言添えて乗せてあげるガンピーさん。始めは、順調そのものなのですが・・・。
    ガンピーさんの言いつけを守れなかったせいで、船が転覆。
    みんな揃って川の中・・・。
    当然、怒ると思っていたのにガンピーさんは、全く怒らず、鷹揚としています。
    これには、読んでいた私もビックリです。
    私なら、絶対に
    「こらー!ちゃんと言ったことを守りなさーい!」
    と、まくしたてていることでしょう。

    でも、怒らなくっても、本当は、みんなわかっているのですね。
    自分が、一番悪かったということ。

    うーん。ガンピーさんは、すごい。
    私も、こんな人にいつかは、なれるかしら。
    子供も、幸せそうに何度も読んでおりました。

    投稿日:2009/02/20

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    1
  • ほのぼの川くだり

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     ガンピーさんが小舟で出かけると、途中で子供たち、うさぎ、ねこ、犬、ぶた、ひつじ、にわとり、子牛、やぎが次々と乗り込んできます。子供たちには「けんかさえしなけりゃね」、うさぎには「飛んだり跳ねたりしなけりゃね」、ねこには「うさぎを追い回したりしなけりゃね」…とそれぞれ条件を伝えるのですが、その条件って実は彼らの本能そのもの。みんなが乗り込んでしばらくすると、みんなはいつもの自分たちに戻ってしまい……。
     やさしく何でも受け入れるガンピーさんのキャラクターが魅力的。川くだりという英国的な田園の楽しみ方にも惹かれました。どんどん動物たちが乗り込んで小舟が狭くなっていく情景は「てぶくろ」を思い出したけれど、この作品のよさはむしろ劇的な変化よりもゆったり流れる午後の平穏さとそこにたたずむ主人公たちかな。
     動物たちが登場する場面は右ページが彼らのポートレートになっていて、特に小さな子供たちを魅了することでしょう。(娘もこの右ページいっぱいに描かれた動物が大好き。)最後の方にアフタヌーンティーの場面が描かれているのですが、ほのぼのしていていいなー。テーブルの上のケーキ、いつかこれを焼いてうちでもアフタヌーンティーを楽しみたいなと思ったのでした。

    投稿日:2003/08/18

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    1
  • ガンピーさんの寛容さ

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    のどかな情景の中でゆったりとした 時間の流れを感じるお話でした。
    ガンピーさんの誰でも受け入れる寛容さが印象的でした。
    もし私だったら無理だし、断るし、船がひっくり返ったら冷静ではいられず、怒ってしまうでしょう。
    ガンピーさんは最後に「またいつか乗りにおいでよ」と言っていますが、心が広いやさしい人だなぁと思いました。

    投稿日:2023/04/07

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    0
  • 穏やかな世界だなぁ

    ガンピーさんの家は川の近くにあり、ガンピーさんは船を持っています。ある日、船遊びに出かけようとしたら、友だちが順々に乗せてとやってきます。それは乗せるのは無理だろという牛までも…。さてどうなるか!穏やかな世界感に癒やされます。

    投稿日:2022/08/18

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    0
  • 子育て中、
    子どもの言動に腹を立ててしまいそうになったとき、
    心を落ち着かせる絵本として最適です。

    ガンピーさんのように、
    寛大な人にはなかなかなれないけれど、
    ガンピーさんみたいになれたらいいなぁ?
    ガンピーさんみたいな人が近くにいてくれたらいいなぁ?

    子どもに読み聞かせしながら自分自身が
    落ち着く絵本です。柔らかな絵のタッチも素敵です。

    投稿日:2020/08/05

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  • 楽しい!

    来るもの拒まずのガンピーさんの船が、あっというまに動物たちでいっぱいになってしまうところが面白かったです。これだけ動物が乗って喧嘩しないわけないですね。予想を裏切らない展開に「やっぱりね〜」と言いながら親子で笑ってしまいました。

    投稿日:2020/03/27

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  • 言いつけを守れなかったら

    ガンぴーさんの小舟に、みんなが、乗りたがります。
    ガンピーさんは、心優しくて誰でも乗せてくれます。
    でも、ただし〜〜しなけりゃね、がもれなくついてきます。
    ところが、舟遊びの最中に、みんなが約束を守れなくて
    あら、あら、やっぱり。
    でも無事に泳いでみんな元気にお茶の時間の間に合います。
    絵が優しいタッチです。景色ものどかで、どうぶつたちもそれぞれ
    とてもかわいく描いてあります。

    投稿日:2017/06/24

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  • 大人の対応

    この絵本、おおきなサイズのものやCD付きのものがあるのですね、そちらも気になります。子ども向けに選んだものの、絵のタッチが小さい子には気に入ってもらえず私が読みました。船に乗せた動物たちが騒いで転覆、という出来事は、エルサ・ベスコフの「ぼうしのおうち」の小人の子どもが家を燃やしちゃったよ、と同じぐらい『してはいけないこと』なのですが、「ぼうしのおうち」と違って「がんピーさんのふなあそび」ではがんピーさんという寛大な対応のできる大人が主人公なので、読むほうは大きな安心感を得られます。理想的な大人像が描かれているって重要ですね。

    投稿日:2016/12/18

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