「すてきな三にんぐみ」 みんなの声

昔からあって、自分も読んだ本です。
子供にも読み聞かせしています。
怖い泥ボーなのに、１人の女のこの一言で変化していく大人たち。
ひとりぼっちの女の子と一緒に住み始める楽しさ。
これって、子育てに似てますよね。
親になることなんて全く理解できなかった私。
でも、子供を産んで育てるうちにその楽しさがわかってくる。
ほっとできる一冊だと思います。

このお話しをよんで、こころが温かくなりました。よくテレビでこのお話しが放送されていたので内容は知っていましたが絵本で読むとじっくり何度でも読めるので最後の意外な展開に何度でも喜び嬉しくなりました。絵本の表紙はちょっとこわ〜いというイメージがあるけれど、とってもおもしろいお話しですよ。

暗くて怖そうなイラストが印象的。でも怖そうな泥棒たちもかわいい女の子には勝てませんでした。子供達は「こわいの嫌い」とか言うけれどとても意識していてこの本はとても印象に残っていて大好きです。

こわい三人組の泥棒が、ある日孤児の少女に出会い、素敵なことを思いつくという話。
外国版ねずみ小僧という感じ。
泥棒は悪いことだけど、盗んだお金の使い方がよかったのでよしとしよう。

泥棒が出てくる・・・と聞いて、「どうかな？」と思ったのですけど、とてもじ〜んと来る素敵なお話でした。子どもの無邪気な質問を真剣にとらえる、三人ぐみの泥棒が、新鮮でした。生き方の方向をこんな風に転換できるんだよ・・・って、子ども達に言いたかったです。

私のお気に入りの一冊です。このサイトをみて思い出しました。まだ捨てずに取ってあるのですが、まだ２歳の息子には早いようです。もう少ししたら一緒に読めるのを楽しみにしています。

始めのページで黒いマントと帽子の泥棒３人に子どもは少し緊張していたようですが、とにかく絵の色使いがきれいでとても興味を示していました。恐ろしい泥棒達が最後にはかわいそうな子ども達を助けるために今まで奪ったお金を惜しみなく使い・・・意外な、そして明るい展開には本当に驚かされました。

絵本なのに黒い表紙。 中も１ページを除いて暗い色使い。 ほとんど黒。これって絵本らしくない。 これが一つ目のギャップ。 主役は悪者三人組なんだけど、結局最後は恵まれない子に愛の手をってことになる。 これって二つめのギャップ。途中１ページだけ「赤」のページがあって、これがまたすごいインパクト。 他の全てのページが黒いだけにすごいギャップ。 これで３つめ。
このギャップがいいのよ。 おすすめ。 娘より私が好き。 でも娘も結構好き。