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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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かさもっておむかえ」 みんなの声

かさもっておむかえ 作:征矢 清
絵:長 新太
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005103
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,629
みんなの声 総数 53
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53件見つかりました

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  • お父さんと会えるかな?

    長新太さんのイラストということで、読みたいと思いました。
    突然の雨、おんなの子は傘を持ってお父さんを駅まで迎えに行くことにします。
    だけど何故か駅には「おれんじいろのねこ」がいて……。
    おんなのこの、お父さんと会えるかな?と不安になる気持ち、あえてほっとした気持ちなどがよく伝わってきました。
    大人が読むと懐かしい気持ちになれる作品です。

    投稿日:2024/10/23

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  • 日常から空想の世界へ?

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子22歳

    絵本『キャベツくん』で有名な長新太さんの初期の作品です。

    夕方になって急に雨が降ってきたので、
    かおるは、傘を持ってお父さんを迎えに行きます。
    でも、待っても待ってもお父さんは電車から降りてくる気配がありません。
    もう、すっかり暗くなってしまった時、オレンジ色したトラ猫と出会います。

    お父さんになかなか会えない不安の中、不思議な猫との出会いで、
    これまた不思議な体験をします。
    楽しいひと時。
    こんな電車に乗れたら、不安もなくなります。

    子どもの空想なのか?それとも、現実だったのか?
    わかりませんが、子ども時代でしか味わえない体験じゃないでしょうか。
    最後はちゃんとお父さんにも会えて一安心。

    征矢さんの丁寧な文章によって、
    周りの情景や、主人公であるかおるの気持ちが手に取るように伝わってきます。

    ただ、「あめふりのうた」はちょっと癖があって、
    私は歌いづらかったです。

    雨の多い梅雨の季節や雨で退屈している時などに、
    4歳くらいからのお子さんにいかがでしょうか?
    ちなみに、読み聞かせの所要時間は約8分40秒でした。

    投稿日:2022/09/09

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  • 表紙のこちらを向いているくま。赤い耳のある動物やしっぽのあるおうど色の動物は?などと後ろ姿を楽しむ。そしてあめふりのうた。
    緑色の電車に乗ると、座っている動物たちをがいる。
     駅までおとうさんをかさもってお迎えに行くかおる。今では天気予報がかなり正確になったので、この絵本のようなことはあまりないのかもしれない。
     なかなかおとうさんに会えずに、待ちくたびれたかおるの前に現れたおれんじいろのとらねこ。このとらねこが、かおるをふしぎな世界に導いてくれる。
    やっとおとうさんに会えたかおる。おとうさんがかおるのほっぺたの涙を指先でつついて言う言葉。「かおる!ひとりできたのかい。ええ?」するとかおるの目から新しい涙が、ふっく、ふっくとあふれてきた。このふっくふっくという表現もいい。
    最後の頁のかさをさして歩くおとうさんとかおるの後ろ姿が、またいいんだな。

    投稿日:2020/06/22

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  • こちらのお話、我が家の小学校2年生の娘がやっている通信教育の国語の教材に読解文として乗っていました。
    絵本の醍醐味とも言える内容のお話ですが、一人で電車に乗ってきた主人公の気持ちやお父さんになかなか会えない不安さがよく書かれていて、我が家の娘も真剣に読み入っていました。
    実際の絵本は、長新太さんのイラストもすごく楽しくてよかったです!

    投稿日:2019/03/08

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  • ♪あめふり ざんざんぶり  かさもって おむかえ
    びしょぬれぼうず なけ なけ
    あめふり ざんざんぶり   どろっぷ なめて おむかえ♪
    かおるは お父さんを迎えに行きました 駅まで・・・・・ところがお父さんは降りてきません
    悲しくなった かおる  そこへやってきた おれんじいろのとらねこ
     
    とらねこが教えてくれた  緑色の汽車  この体験は夢のようですが

    お父さんに会えたときの かおるの なみだ  おとうさんは一人で迎えに来てくれたかおるといっしょに 二人で歩いて帰ります

    この後ろ姿  とらねこさん ありがとう!  かおるは きっとそういっていることでしょうね

    お話の優しさ 不思議さ  長新太さんの絵はやっぱり いいな〜

    梅雨の頃に読んであげたい良いお話しですね 

    投稿日:2018/05/23

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  • 子どもにとっては本当にありそうなお話

    子どもの夢の中のようなお話です。
    猫が案内する不思議な動物専用車両に乗り込み、動物たちの不思議な実態を見る少女。
    娘はこんな夢、夜な夜な本当に見てそうです。
    よく考えられた絵本で、感心しました。

    投稿日:2011/09/18

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  • とらねこの存在

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    傘を忘れたおとうさんを迎えに駅に行きます
    いつもは駅で待っているのに、電車に乗っておとうさんが地下鉄から乗り換える駅まで行くことに…
    電車に乗ると不思議な動物専用車両。
    いろんな動物が当たり前の顔をして乗っています
    子供が時々
    親もびっくりするような大胆行動をとることがあります。
    そんな時大人には見えない
    「おれんじいろのとらねこ」みたいな守り神が
    子供たちにそっと寄り添ってくれているのかなぁと
    思ったりしました

    投稿日:2011/05/10

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  • なみだが、ふっく ふっく

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    表紙から動物列車???と、ちょっとびっくりです。
    夕方急に雨が降ってきたので、かおるは駅までお父さんに傘を届けに行くのです。
    こんな光景、今時では考えられませんが、
    当時はお父さんがそこそこ明るい夕方に帰ってきていたのですね。
    かおるがなめるのもドロップ。
    改札口の様子、券売機の値段、お父さんの傘のデザインなど、
    どちらかというと、大人の方がそのノスタルジーに共感するかもしれません。
    駅では、待ちくたびれたかおるの心情が伝わってきます。
    「なみだが、ふっく ふっく」という表現などなんともいえません。
    加えて、不思議な体験は、長新太さんの絵がいいコラボとなっています。
    かおるとねこの関係も絶妙です。
    あめふりのうた、なかなか余韻が残ります。

    投稿日:2010/07/11

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  • かおるは優しいね

    傘を持ってお迎えは、いつも「おかあさん」というのがイメージがあっ

    て、「雨 雨 降れ 降れ かあさんが 蛇の目でお迎え うれしいな

    ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん」が定番の私でした。

    かおるちゃんが、おとうさんをお迎えに駅まできてくれたら、やっぱり

    嬉しいだろうなあ・・・・・

    でも、心配になってしまうのが本心かなあ・・・・

    かおるちゃんの気持ちが素直に表現されていて、可愛かったです。

    投稿日:2010/02/02

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  • 地元の駅がモデル!!

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    実はこの作者の方は、地元出身の方で絵本に登場してくるかおるちゃんは娘さんとのことです
    今は駅も改装されてずいぶん様子が変わりましたが、なんとなく雰囲気が伝わってきます
    そう思って読み進めていくと、電車に乗ってもクマさんやウサギさんに見えてきてしまう自分がいて、ついつい苦笑です
    駅に降りると、おれんじいろのトラネコを探してしまいます
    絵者も初期のころの長新太さんです!
    子供時代にしか、できない経験をこの絵本、ぜひ体験してみてください

    投稿日:2009/10/09

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