「がっこうに まにあわない」 みんなの声

ナンセンスえほんですが、インパクトの強さに圧倒され、意外なエンディングにちょっと感動してしまいました。
学校に遅刻しないようにと気が急いた少年には、いつもの光景が別のものに見えてくるのでしょうか。
列車の車輪がレールの上でたてる音が強烈です。
それだけに１００年に一度だという金環日食が、気持ちを別世界に持っていってしまいました。

急いでいるとき、小さな水たまりが大きく見えたり、踏切がいつも以上に長く閉じていると感じたり。そんな「早くいかなくちゃ！」と気持ちが急く様子がとてもよく描かれていたと思います。そして、「学校に間に合わなくてはいけない理由」には「それか！」とちょっと驚きましたが、「だからあんなに急いでいたのね」と納得感がありました。

学校に間に合わない！と焦る気持ちをさらに加速させるのが、時間のカウントアップ、そして、擬人化した絵…１分進むたび、ページをめくるたび、あぁ！間に合わない！とこちらまで汗がでそうになります。なんでこんなに急いでいたのか？結末も意外で面白かったです。

新感覚の楽しい絵本をたくさん描いている作家さん、ザ・キャビンカンパニー。こちらも、不思議で楽しい、奇想天外なお話でした。
７時４７分から始まるカウントアップ。８時までにどうしても学校に行かなければいけないのに……。
走っても走っても、遠いように思える学校。歩道橋はぐにゃぐにゃ。踏切はいつまでたってもあかない。
スピード感あふれる、ドキドキの展開に引き込まれました。
最後に、必死になっていたわけもわかって、納得のストーリーです。

７時４７分に家を飛び出し、学校へと急ぐ男の子。
８時までに到着しなければならないと、一生懸命走る男の子。

てっきり、授業に間に合わないとか先生に叱られるとか、そのような日常的な理由で懸命に走っているのかと思っていました。

それだけに、最後に明らかになった理由が意外で、一瞬ふっと気が遠くなりました。

なるほど、そういう理由なら、なにがなんでも間に合わせようと全速力で走りますね。

わわわ、なんとスリリングな題名でしょうか。
そりゃあ、大変。
しかも、7時47分から8時まで出来事。
ページをめくるごとに、1分が経ち。
デフォルメの効いた絵が、その緊迫感を盛り立てます。
焦っているがゆえの違和感。
何？この世界。
立ちはだかる踏切。
万事休す。
風車の百倍！？
そして、なぜ、学校に間に合わなければならなかったか、
その真相が明らかに。
なるほど、これには納得です。
だからこそ、時間を忘れて。
この感動、大切にしてね。

ザ・キャビンカンパニーさん（お二人ですが）は、
若いママ達に
とても人気があるような気がします

独特な構図で
迫力ありますし
今にも飛び出してきそうです

で、登校の時の

ナンセンスかな〜
と、想像

時間経過とともに　
普段見ている雰囲気が
こんなになったら・・・
って、想像したことさえないおばさんには
たまげてしまいます

でも、こんな感じは、どこかで見たような・・・
と思っていたら
最後が違う！！

こうきましたか！？

全然想定外で
「やるなぁ〜」と
感心するしかありませんです

まいりました（笑