長新太さんの絵本は,自由に想像する楽しさ,大切さを思い出させてくれます。
この絵本も「へんてこなライオン」が想像もつかないものに,変身します。(しっぽから自動車が出てきたと思えば,いつのまにかその自動車に乗ってしまったり・・・)
大人はどうしても,絵本に「意味」を求めてしまいます。でも,「意味」なんて関係なく,この絵本の発想を楽しんでいる子供たちの想像力には,本当に感心してしまいます。(いつまでも子供の感覚を忘れない,長新太さんも凄いのですが・・・・)
意味はわからなくても,声に出して読んでみると,子供たちも喜ぶと思います。ライオンが変身するものも,子供たちの様々な夢を集めたような楽しいものばかりです。