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アフリカで、バッグの会社はじめました 寄り道多め、仲本千津の進んできた道」 みんなの声

アフリカで、バッグの会社はじめました 寄り道多め、仲本千津の進んできた道 著:江口 絵理
出版社:さ・え・ら書房
税込価格:\1,650
発行日:2023年06月30日
ISBN:9784378015637
評価スコア 3.75
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  • 寄り道してもいいんだよ

    2024年の課題図書「中学校の部」に選ばれた一冊。
     『アフリカで、バッグの会社はじめました』という長いタイトルに
     「“寄り道多め“仲本千津の進んできた道」と、これまた長い副題がつきます。
     書いたのは、雑誌の記事などを書くライターの江口絵理さん。
     女性二人の名前があってややこしいが、
     社会起業家である仲本千津さんが歩んできた道を江口絵理さんが丁寧な取材で
     まとめたドキュメンタリー作品。
     しかも、本には「“進路決定”ドキュメンタリー」なる言葉も並んでいたりします。

     そんな本が中学生を対象にした課題図書に選ばれるということは、
     現代の中学生はもうその頃から自分の将来の進路を考えはじめるのでしょうか。
     でも、この本の主人公ともいえる仲本千津さんは、
     最初からアフリカでバッグを作ろうと決めていたわけではありません。
     どころか、そこにいたるまでは何度でもなりたいものを変えています。
     最初は医学部、それは諦め、次は国連で働こうと、でも、まだぼんやり。
     大学卒業して就職したのは銀行、それでも海外の憧れが強く、
     アフリカ支援NGOに籍を移します。
     そこで出会ったのが、アフリカのウガンダの国。
     そして、会社経営なんかしたこともないのに、ウガンダでバッグを作って売り出すことに。
     これが日本で大ヒットになったというわけ。

     なので、この本は決して”進路決定“を求めるものでもなくて、
     むしろ迷っていいんだよと肩をたたいてくれる作品になっています。
     ただ、仲本千津さんの素晴らしいところは、常に前を向いていたこと。
     そんな勇気をくれる、一冊です。

    投稿日:2024/10/03

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  • 「好きをとことん」からの気づきや発見が。

    • よし99さん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 大阪府
    • 女の子0歳

    何でもチャレンジする人、行動力のある人はいますが、よくみるといろんなタイプがあると思います。ただがむしゃらに突っ走る人、少し先にゴールを決めて段取りを考え、「相手はこう感じるんじゃないか」「こう感じてほしい」と想像しながら少しずつ前に進む人。仲本千津さんは両方のタイプが合わさった人だと感じました。

    「誰のことを考えているか」も人によって違うでしょう。さすがに「自分のことだけ」では必ず挫折します。どこまでの人のことを考えるか。千津さんは他の国のこと、世界のことを考えているようで、視野の広さ・考えの深さに驚きました。

    「わたしにはそんな力はない」という人も、何か好きなことがひとつくらいはあるはず。それにとことん向き合っていけば、そこから新しい道が見えてきて、千津さんのようになれるんじゃないでしょうか。

    「その人は信頼できるか」の一番の判断は、その人に変わらず備わっている人柄や情熱の根本だと。経験や知識はあとからでもつけられるから、という考え方が印象的でした。確かに勉強ができるだけの人より「好きにとことん」の人の方が…ってことですね。

    自分の「好き」を千津さんの「好き」に置き換えて読んでいくといろんな気づきや発見がある本になると思いました。

    投稿日:2024/08/01

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  • 「寄り道」というほどではない。

    正直言って、一握りのエリートの成功譚という印象が否めない。中学生を対象にしているが、これを読んだ生徒が「そうはいっても、環境自体が恵まれて、運もあって、何もかもうまくいってんじゃん」という感想で終わってしまうのではないかと思う。
    少なくとも、私が中学生時代にこれを読んだら、そういう感想を持つだろう。
    確かに、素晴らしい行動力と才能だがこれを読書感想文の課題図書にするかなぁ。

    しかも、大人の視点から言わせてもらえば副題にあるような寄り道、というほどでもない。
    世の中には、もっととんでもない寄り道をしている人がたくさんいる。
    ある程度の色々な意味での余裕がなければこんなことはできないし、仲本さんは恵まれているのだと思う。

    投稿日:2024/07/02

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