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宮沢賢治の作品は、奥深いテーマや味わいを感じますね。 こちらの絵本は、伊勢英子さんのイラストの絵本です。 小学校低学年にはなかなか難しいかも知れません。 絵本は決して幼い子供の読み物ではありません。 高学年以上のお子さんや大人にもいい絵本はたくさんあるのだな〜と思わせてくれる1冊にも思いました。
投稿日:2020/07/02
宮沢賢治の深淵な世界に、伊勢英子さんが絵を添えています。 みにくい姿のよだか(ヨタカ、夜鷹)の絶望の様子を描きます。 名を奪われそうになったり、自己嫌悪に陥ったり、 その心情が切ないです。 星に昇華した余韻が、心に響きます。 宮沢賢治の作った造形は、その豊富な知識からあふれ出した結晶のようです。 それだけに、映像は難しいところだと思いますが、 伊勢さんらしく、ぼんやりと寄り添ってくれる絵がありがたいと思います。 内容同様、絵を読み解くのが高度なシーンもありますが、 じっくりと味わいたいものです。 私は、名を奪われるシーンが、斬新な絵でびっくりしたと同時に、 その重みを感じました。 絵は添えてありますが、やはり小学校高学年くらいから、 自分の心と共鳴しながら、感じてほしいです。
投稿日:2018/08/14
画家にとって、宮沢賢治の作品は、絵本にすることが難しいと聞いたことがあります。 それでもチャレンジしたくなる文章の力が、宮沢賢治童話にはあるのでしょう。 この作品の中では、豊かな自然が力強く描かれていたと思います。 きっと、賢治の理想イーハトーブなのでしょう。
投稿日:2013/12/12
初めてよだかの星を読んだのは、宮沢賢治の童話集になっている単行本でした。 当時はお芝居を見るのが大好きで、安い、学生がやるようなのを年間にいくつも見ていました。そういうのをいくつか見るとそのうち1回や2回は、宮沢賢治の作品(原作)にあたります。 そんな風に宮沢賢治の作品に出会って、「よだか星」を読み、悲しい話だな〜。と思ったのを記憶しています。 今回改めて絵本で手にして、伊勢さんのイラストはやっぱり素敵!と、思ったのが、第一印象でした。 原作が素晴らしい本を「絵本」にする作業は、きっととても大変なことだと思います。 でも、この「宮沢賢治どうわえほんシリーズ」はどれをとっても、なかなか素敵な出来栄えです。 とてもきれいで、美しいお話ですが、大変思いつめたお話でもあるので、気持ちが鬱になっているときには読まない方がベストです。 そしてイラストはありますが、星の高さや鳥の種類などを想像する力もある程度必要なので、読んであげるなら高学年から、1人読みも高学年以上がお薦めです。
投稿日:2009/06/09
宮沢賢治のこの童話は、よだかの気持ちの繊細さとはかなさが根底にあると思うのです。 仲間外れのよだかは、あまり存在感の強い鳥ではありません。 その存在感とは別によだかはとてもストイック。 身を滅ぼして自分を昇華する存在です。 あまり存在感の強い描き方はそぐわないし、空を飛ぶ姿ははかなさと透明感がなければいけないと思います。 伊勢さんは様々なテーマで、絵を巧みに描き分ける作家で、私の好きな作家です。 だからこそ、この作品に関しては違和感を覚えました。
投稿日:2013/10/17
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