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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784751525401
評価スコア 4.51
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みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 子供も泣いた

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    あまりにも有名なこの本。

    初めて読んでみた。

    8歳と10歳の息子に読み聞かせした。

    読み終わったら、8歳の息子の目にうっすらと涙が。

    照れ隠しに、「感動的な話だなあ!」とおどけていました。

    そう、8歳の子供でも、このおおきな木の献身さ、無償の愛を感じたのだ。

    まさに、親として、このおおきな木のように、子供に無償の愛を与え続けたいと思った。
    何に必要とか、本当に役にたったのかとか、そういう条件をつけずに。

    投稿日:2010/10/01

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    1
  • おおきな木

    まさに無性の愛。
    りんごの木から男の子への無性の愛が描かれています。時には木に登らせ、時には木陰で休ませ、時には恋人との時間を過ごさせ、時にはリンゴの実を売らせて、時にはその枝を材料にさせ、時には、、、途中切なくなるシーンもありますが、読後感は良いです。小さい子には小さい子なりの、大きくなったら大きくなったなりの感想があると思います。読み続けたい一冊です。

    投稿日:2020/04/22

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  • この本は、ポケモントレーナーみゆきが大人になってから出会った本です。
    妹のプレゼントに絵本を買ってみようかなと思い、たまたま本屋さんで何がいいか見ているときでした。
    これは大人になってから読むと余計に考えさせられる本だなと思うほど結構インパクトのある内容です!

    この本からは、与え続けると、また与えられ続けるとどうなるかの結果がわかります。
    どちらか一方ではなく、お互いに与え、与えられるからこそ感謝をする気持ちが生まれ、お互いを大切にし合うようになっていくよなと思わせてもらいました。

    会社の後輩への指導や子育て真っ最中な親御さんには是非読んでほしいです。
    また、子どもも早いうちにこのような価値観に触れることはとても良いのではと思います!

    少年のことが大好きな木と、どんどん歳を重ねていく少年のお話。
    是非読んでみてください☆

    投稿日:2020/01/23

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  • また、読み返してほしい

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    10歳の息子と読みました。

    すごく有名な絵本で、何ヶ国語にも翻訳されている絵本。
    私自身も昔、外国語で読んだことがあり、
    日本語でも読んだことがありますが、
    なんだか今回受ける印象と違ったような気がします。
    調べると、村上春樹さんの訳でない絵本もあるんですね。
    前の読んだのはきっとそっちの方かな。

    こんなに有名な絵本にも関わらず、息子が読んだのは
    今回が初めてのよう。

    木がどんどん小さくなるのに対して、
    ぼうやはどんどん成長して、
    そして最後は一緒に小さくなっていく様子が、
    とっても切なく、なんだか悲しくなったようです。

    思えばこの木の存在というのは、親のようだな。
    いつも見守って、一緒にいたいけど巣立っていく子供たち。
    何かあるときだけ言いに来る子供たち。
    悲しい気持ちになりつつも、ぼうやが大きくなっていくのが、
    そしてぼうやの役に立てるのが、嬉しかった木の気持ちが、
    親になった今、痛いほどよく分かります。

    なんだかとっても切ない物語。
    息子と一緒に読めてとってもよかったと思います。
    そして息子が成長してお父さんになったときに、
    また読み返してほしいと思いました。

    投稿日:2017/04/20

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  • しあわせの、えほん。

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     しあわせって、なんだろうね。
    ひとりの人間として考えるとき、
    まるで神さまの前で、素っ裸で説明しているようで、
    あまりの不甲斐なさに気が遠くなる私です。
     
     愛と、しあわせを知るいっぽんの木。
    淡々と進む時のなかで、しあわせを追い求めるひとりの少年。
    ふたりは互いに大好きなのに、しあわせはすれ違う。
    読んでいる人をまきこんで、しあわせを考える。

     このえほんには、影がない。
    黒い線で描いたシェル氏の絵と、黒い線の文字と、白い紙。
    その清々しい画面に、私は感動する。
    ことばでは伝えられないしあわせを、身をもって示すいっぽんの木の
    慈愛に満ちたすがたに、涙があふれます。
     ただひとつ、シェル画伯が躊躇しただろうところに
    胸をなでおろした私です・・・「なんてなれませんよね。」に。

     永く読み続けられるよう努力を重ね続けるみなさんに
    感謝、感謝、感謝です。

    投稿日:2016/11/07

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  • 訳者の村上春樹さんの後書きにホロリ…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    昔読んだことがありますが、改めて読み直しました。
    ある程度年を重ねてから読むと、また違った味わいのある作品でした。
    特に、邦訳者の村上春樹さんの後書きにはいろいろ考えさせられるものがありました。

    本文中に何度か
    「木はしあわせでした」という言葉が出てきます。
    “少年(人)”はたっぷりと“木”の愛情を受けて育ったにもかかわらず、
    木と同じように相手を第一に考えられない生きものなんだな〜と、悲しくなりました。
    もっともそういう人ばかりではありませんが、ここに登場する“少年”は、割とよくいる人間の象徴のような気がしました。

    たしかにいい本ですが、朝の読み聞かせなどに使うにはちょっと重たいテーマかもしれません。
    読むのなら、一人読み(黙読)をお薦めします。

    投稿日:2016/09/19

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  • 自分を犠牲にしてでも

    好きな芸能人がこの絵本を話題にしていたことがあり興味を持ちました。

    一人の少年が老人になるまでの、少年と大きな木のお話です。
    少年のことが大好きな木は自分のりんご、枝、さらには幹まで与えてでも、大好きな少年にしあわせになって欲しかったのです。
    少年がしあわせになれるのなら自分は幹がなくてもいい。
    とても大きな愛です。まさに子供を想う母親のよう。

    少年は老人になり、ようやく自分のしてきた過ち、木の大きな愛に気付いたのでしょう。
    最後にまた寄り添い合う姿に感動しました。

    投稿日:2015/11/01

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  • 無償の愛

    とても大切な母は、もうこの世にはいませんが、この絵本から母からもらった無償の愛を受け継いでいかなければと思いました。そんな思いは、ずっと人の親になれば自分の子供はいくつになっても愛おしいし存在なので変わらないのですが、良書を読むことで再認識できて満足しています。おおきな木の存在があるっていつまでも幸せでいられることに感謝しています。

    投稿日:2014/05/23

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  • 心が静かになるようなお話

    • かよたさん
    • 30代
    • その他の方
    • 香川県

    成長していく少年と、少年の望むものをいつでも惜しみなく与える1本の木とのお話。
    世界的なロングセラー絵本『The Giving Tree』を村上春樹さんが翻訳。

    どちらの気持ちもわかる気がしました。
    母性ともちょっと違う。無償の愛ともちょっと違う。
    依存と言えばそうかもしれない。
    そう感じるのは自己中心的な傲慢さによるものかもしれない。
    なんとも捉え難い。でも心が静かになるようなお話でした。

    投稿日:2013/07/17

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  • 母なる愛がテーマ?

    男の子が大好きな木が、彼の成長していく間に、彼が喜ぶなら自分のすべてを差し出すというお話。泣けます!!無償で無限の母なる愛とは、こういうものか、と。そして対称的なのが、主人公の男の子。人間の自分勝手さを見せつけてくれます。そして、人生のはかなさも。男の子を愛した木は、彼が老人になって、死んだ後も生き続けるんですよね。とらえ方はそれぞれ違うと思いますが、誰にでもおススメしたい一冊です。

    高校生以上なら、英語の原版の方も、それほど難しくはないので読んでほしいです。

    投稿日:2013/02/05

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