これは穂村弘さんが、(たぶん中高生向け)に編集された絵本短歌集です。
で、不思議なのが「絵本ナビのネット検索」で、同じシリーズの別タイトルは検索できたのに、この本だけはできなかったところ…。どうして?やっぱり、「恋の短歌」だから?
短歌自体は、とても素敵で有名どころも多く載っていましたが、後藤貴志さんの最後のイラストに私は「う〜ん」と思いました。
いや〜、今どき少女漫画とかの方が、えげつないというか、みだらなシーンが平気で描かれているので、これがいけないとは思いませんが、
「絵本」という媒体で、このベットシーンらしきもの……。
中2の娘に見せてよいかちょっと悩んでしまいました。
(この「短歌絵本シリーズを全部読みたい」といったのは、中2の娘だったので)
結局、気にしないふりをして普通に見せましたが、「恋の短歌」だけにちょっとリアするぎる気もしました。
子どもはね。「やっぱり『恋』のうたっていったら『与謝野晶子だね』なんて、知ったかぶって(?)面白がってました。
でも、私はこの中では「北原白秋の
『時計の針 TとTとにきたるとき するどく君を おもひつめにき』の方が、ジーンときたなぁ。