節分の日に読んで上げると喜びそうな本ですね。うちの姪っ子にも節分の日までに図書館で借りたかったのですが、実際借りれた日は節分の後でした。みんな同じようなことを考えているのですね。
わたしも小さいころから考えていたのだけど、鬼は節分の日、「福はうち、鬼はそと」って追い出されます。で、どこの家々も鬼を追い出す。たまには鬼をいれてもいいのじゃないか。可哀想と思ったことがあります。大人になるにつれて鬼は邪気なもの鬼は外に出ているのが当たりまえと思うようになってきました。
ところがこの絵本で考えがかわりました。鬼も福も招き入れるところがダイナミックでいいですね。鬼も喜んでいたし、福の神も家にすみついてくれることになったし、めでたしめでたしで終わりました。