「わたしとあそんで」 みんなの声

１１ヶ月の息子にはまだ理解できないようで、ニコニコして見ていましたが、親の私のほうが感動しました。
「わたし」がどんどん近寄っていったときはみんな逃げていってしまい、「わたし」がじーっとしているとみんなが「わたし」のところにもどってくるというシンプルなストーリーですが、深いなあと思いました。
絵も素朴で色彩もやわらかく、とてもやさしい気持ちになれます。
今回は図書館で借りましたが、息子がもうすこし大きくなったら買ってあげて何度も読んであげたいです。

動物達に近寄って遊ぼうというと
動物達が逃げていってします
仕方がないので座ってじっとしてると
動物達が近寄ってきてくれるという話
絵も温かみがあります
２歳には早いのかうちの子がいまいちなのかわからないけど
文章を全部読む前にどんどん次にページにいってしまいます
でも要点を省略しながら話すといいみたいで
何回も繰り返し読みました
もう少し大きくなってから読むと
また違った反応がでてくると思います

ずっと読みたくて、安価で譲っていただいた絵本。
女の子が主人公だし、2歳の息子には早いかな？と思ったけど、毎晩リクエストされる絵本に仲間入りしました。
どうも好きみたいです。

主人公の女の子は、カエルさんやウサギさんやいろんな動物達に「あそびましょ」って近づいていきます。
でも動物達はびっくりしたのか、逃げるばかり・・・
そりゃ、いきなり近づいたら怖がってしまいますよね。
でも、子どもって欲望に正直で一直線だから、そうなっちゃうんですね。
相手の気持ちを考えず｢あそぼ」「かして」「ちょうだい」ばかりじゃ、
必ずしも「いいよ」とは限らないんだよ、ということを教えてくれます。
一人寂しく座っていたら、みんなそっと戻ってきて、シカの赤ちゃんも寄ってきて、みんなで遊ぶことができました。
自分から突っ込んでいくばかりじゃなく、｢待つ｣ということの大事さが伝わります。

「みずすまし」や「かけす」は、息子にとっては知らない生き物だと思います。
そして、こんな大自然の中での一人遊び・・・未知の世界でしょう。
息子は静かにお話を聞いているだけで、どう思っているか分かりませんが・・・
もしかしたら、お話の中に登場する架空の生き物だと思っているかも！？
都会に住んでいて、そういった動物や昆虫とじかに触れ合うことは、日常ではない。
親である私自身、都会育ちなので、都会で暮らすことに何の疑問も抱いていなかったけど、
それってどうなのかな？
子どもの成長にとって、いいことではないような･･･
子育てのあり方を振り返ってしまう、そんな絵本でした。

女の子と野原に生息する生き物とのかかわりを、太陽がずっと見守っている絵が印象的な絵本です
古くから親しまれ続ける絵本には、パワーがあるんですね
子供向けではありますが大人が見ても、自然の中の自分に癒されますよ
デッサン調の絵も落ち着いているし、色彩も派手さはなく、クリーム色を基調として優しさが伝わってきます
お話の展開は単純なので、読み聞かせに向いていると思います

三歳前の娘のお気に入りです。子供って生き物をみると心が踊りますよね♪　私自身も子供の頃を思い出して、わくわくしました。

エッツさんのやさしいタッチで書かれた動物達と、女の子の表情と気持ちがページをめくるたびに伝わりました。動物が好きなお女の子は特にぴったりかな。

最後のセリフと表情は、また、読んでとリクエストする娘と重なり幸せな気分にさせてくれます。

いろんな昆虫や動物が出てくるので、娘達にへびやばったをやさせて私は主人公の女の子役をやっています。
女のこの本だけど、うちは一箇所にとどまってほのぼのとしているタイプではないので。。。
お気に入りはへび。
へびのようにからだをグネグネさせながら、近づいてくるのですが蛇動くのあんまり見たことないくせに上手にやるんですよね。
絵本を再現するのってけっこうおもしろいし、雨の日なんかはいい運動になるのでおすすめです。

有名な絵本と知りながら、なぜか今まで読んだことがありませんでした。こんなに素敵な絵本なのに。

本を開くと、おひさまに照らされたやさしいクリーム色の世界。女の子が動物たちとふれあう物語です。

じーっと動かずに我慢している女の子。その真剣な表情がやさしい笑顔に変わったとき、その感想を聞いたとき、じ〜んと心が温かくなります。
このしあわせな感動は何？？
子どもと一緒にいて、「ああ　しあわせ」と思う時の気持ちと似ているような。

とても　とても大切にしたい絵本です。

原っぱで出会った、バッタ、かえる、カメ他、色々な動物に、「いっしょに遊びましょ」と声をかけるのですが、みんな逃げてしまいます。がっかりして、池のそばの石に腰をかけていると、少しずつ、みんなが戻ってくるではありませんか。
動物がどんどん集まってくる様子、子どもの表情が、なんともいえません。そして、うんと近くに寄ってくる動物だっています。逃げていかないように、じっと座ってます。森の中で、動物たちと遊べるのは、もしかしたら子どもだけかもしれません。
どこか『もりのなか』と同じような雰囲気を感じながら、色の世界が広がっているところにも、注目してみてはいかがでしょうか。

私ははらっぱの生き物たちと遊びたいのですが、つかまえようとすると逃げて行ってしまいます。「つかまえよう」としたことがいけなかったのでしょうか？動物たちは用心深い？動物たちは、気ままに自由にしたかったかもしれませんね。

私が池のそばに座っていると戻ってきます。自然との共生と言いますが、人間には人間の快適さがあるし、自然の動物たちには動物たちの快適さがあって、それぞれを尊重したところで、関係が築けるのではないでしょうか。シンプルなお話ですが、ほのぼのとしたかわいらしいお話だと思いました。

息子3歳（当時）に呼んであげたのですが、良く聞いていましたよ。その後も自分から読んで、と持ってきたりするので、結構気に入っているのだと思います。静かな物語の割には動物が出てくるからかなぁ？と思っていたのですが、どうやら最後の嬉しそうな女の子の顔を気に入ってるみたいです。『楽しかったの？』『たくさん遊んだの？』と毎回嬉しそうに聞いてくるので。