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ぷっくり ぽっこり(偕成社)

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しんせつなともだち」 みんなの声

しんせつなともだち 作:方 軼羣 (ふあん いーちゅん)
絵:村山 知義
訳:君島 久子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1987年01月
ISBN:9784834001327
評価スコア 4.48
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みんなの声 総数 111
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111件見つかりました

  • どうしてかぶを食べないの?

    冬、食べ物探しに出かけたうさぎが、かぶを2つ見つけます。
    うさぎは、きっとろばさんもおなかをすかせているだろうと思い、1つをろばさんのもとに持っていってあげるのです。
    家に置いてあったかぶを見つけ、ろばさんは、それをやぎさんに持っていく。
    やぎさんは、鹿さんに...最後に、このかぶは、うさぎのもとに。
    「情けは人のためならず」と言うけれど、人に親切にしていれば、その親切は自分にかえってくるのです。
    人を思いやる気持ち、さりげない親切、なかなかよいお話です。
    でも、いい話だなぁと思いながら読んでいる私の横で、娘がひとこと。
    「ねぇ、どうして、みんな、もらったかぶのほうを食べずに、人にあげちゃうの?かぶを食べたらいいのにね、お母さん?」
    って。
    そう言われたらそうだけど...それじゃ、話がつながらないでしょ。
    そして、
    「お母さん?雪の上に、白菜とか、おいもとか、お野菜が落ちてるって不思議だね。」
    って。
    どうやら、話の本筋ではなく、細部に目がいくようで、読むたびに、
    「どうして、誰もかぶを食べないんだろうね。」
    って。
    子供って、不思議なところが気にかかるみたい。

    投稿日:2007/07/06

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  • わかりあってる友達

    娘は「みんな、やさしいね〜」って言っていましたが
    この優しさがどんなに凄い優しさかってことがわかるには
    もう少し大きくなってからかなと思います。自分のことだけで精一杯の私にも考えさせられるお話でした。簡単にできることではないけれど、自分にも備わるようになればいいなあと思いました。

    投稿日:2007/06/06

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  • 心温まるお話

    他人を思いやる気持ちにあふれたストーリーは
    心が温かくなります。
    この本は、その暖かさが満載です。
    娘は動物ものの本として楽しんでいるようですが
    この暖かさがいつかわかる日が来ると信じています。
    だんなは「誰が置いていったかわからんものは、不安で食べられなくてたらいまわしかよー」などと貧しい心でつぶやきます・・・。

    投稿日:2007/04/16

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  • 息子にも影響

    • 番長さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳

    食べ物がなくなってしまったウサギは、寒い雪が降る中食べ物を探しに出かけます。
    二つ見つけたカブのうち一つだけは食べ、もう一つはロバの家へと持って行きます。
    そしてロバはヤギへ。ヤギはシカへ。シカはウサギへ。とカブが周り、最後にはウサギの元へと戻ってくるお話です。

    ここで重要なのが、みんながみんな『気づかい』からカブを持って行ってあげてる所です。
    文中に「ゆきが こんなにふって、とても さむい。ろばさんは、きっと たべものが ないでしょう。」とあります。

    自分が寒くて大変な想いをしても、誰かを『気づかう心』が自然と読む人にも伝わる、温かみに溢れたお話です。

    2歳の息子がお友達におもちゃを貸してあげれなくて喧嘩になる事がありましたが、「しんせつなウサギさんみたく、お友達に一つ貸してあげようか。」と声をかけると、絵本を思い出したのか、快く貸してあげれるようになりましたよ。

    投稿日:2007/04/07

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  • カブが変化していく方が私としては嬉しいな

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    とてもわかりやすく、子どもには入りやすいお話です。
    次々に動物達が現われ、次々にいろいろな野菜が出てきます。繰り返しが楽しい絵本です。
    次男は、前に朝読書でボランティアのお母さんに読んでもらったそうです。
    カブが次の動物へと渡っていくのが楽しく、印象深かったようです。
    でもね、これ、カブが渡っていくのではなくて、カブがニンジンになり、ほうれん草になり、サツマイモになり・・と展開していく方が嬉しく楽しいような気がするのです。
    私だったら、自分が人にあげたモノが戻ってくるのは、なんだか寂しいので。
    でも、そういうお話は他にもあるので、カブが戻ってくるというところがポイントなのかしら。
    「確かにウサギがあげたカブだけど、同じカブではありません。なぜなら、みんなの優しい気持ちがこもっているカブだから・・・」っていうことが言いたいのかもしれませんね。
    でも、やっぱり、カブじゃない方が嬉しかったな。

    投稿日:2007/03/06

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  • 分け合う心

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    この絵本の表紙が印象的なのですが、お話は初めて読みました。勝手にうさぎの話だと思い込んでいましたので、ほかにも動物がたくさん出てきて驚きました。

    自分のうちには食べ物があるから、困っているかもしれない友達にわけてあげようというしんせつな心をもったどうぶつたちのおはなしです。
    そのしんせつがまわってうさぎさんのところにかぶが戻ってきます。自分のことだけでなくほかの人のことまで考える心というのはとても大事なことと思います。この本ではそんなメッセージが伝わりよかったと思います。

    しかしながら私個人としては、もし私がうさぎならかぶはもどってきて欲しくないです。結局ありがた迷惑だったのかなとちょっとへこみますね。いらなくてもいいから受け取るのも思いやりではないかと思いました。
    また、ストーリーにもうひとひねり欲しい感じもしました。少し違いますが「どうぞのいす」みたいな感じの方が私は好きかな。

    ちょっと辛口意見でしたが、子供の反応はなかなかです。
    なぜかうさぎさんにかぶがもどってくる結末を面白く楽しんでいました。

    投稿日:2007/03/04

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  • やさしさいっぱい

    • mdマミーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子3歳

    雪景色の表紙、そしてレトロで綺麗な絵が気に入り読んでみました。
    寒くてお腹が空いているはずの動物達が、自分よりお友達のことを思って美味しそうなカブを次々に届けていく・・・
    子供が大好きな繰り返しのフレーズ、紙面全体からあふれる温かさに、大人の心も癒されてホッと安心できる一冊です。
    字も大きめで読みやすいので、本を自分で読めるようになった頃のお子様にもオススメです。

    投稿日:2007/02/13

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  • こころ温まるお話

    食べ物の少ない冬に繰り返される動物たちの優しさ。繰り返しかぶが譲られますが、その繰り返しもとてもよかったです。3歳児の子どもたちの前で読んだところ、「もう一回!もう一回!」という声がもらえました。最初のウサギの優しさが、一人一人の動物たちの優しさによってまた返ってくるというこのお話には、寒い冬には特にこころを温められました。何回も読みたくなる一冊になりました。

    投稿日:2007/01/30

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  • 『みんな、かぶが好きなの?』

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     ささやかだけど、心をあったかくしてくれる。
    そんなお友達が、すてきに描かれています。
    それぞれの動物がワンポイントの小物を付けているところに、
    親しみを感じます

    このお話を読み聞かせた後、一人の子が、
    「ねえ。みんな、かぶがすきなの?」
    と、不思議そう・・・。
    訳を尋ねると、
    「わたし、お芋が好きだから、こやぎにお芋あげる!」
    との事。
    「動物たちもやさしいけど、○○ちゃんもすごくやさしいね!」
    と、妙に感激してしまった私です。
    子ども達はいろんな感覚で、
    絵本を捉えているんだなと改めて感じました。
    ひとつのかぶがめぐりめぐって、
    みんなの心を繋いでいく面白さは欠かせないけれど、
    この子のように、
    自分の好きなものをあげるという展開もありかな・・・と。
    ますます、子ども達がたくさんの絵本と出会える環境を、
    つくっていきたいと思った瞬間でした。

    投稿日:2007/01/24

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  • 友達の輪

    タイトル通りに、しんせつなともだちが次々と登場してくるお話しです。その親切が嬉しくて素直な気持ちになります。
    友達の輪についても知らず知らずのうちに、学ぶことができるのではないでしょうか。

    村山知義さんの絵はどのページにも“tom”とサインがしてあって、字体は同じだけれど色が違っています。私はそれが新鮮で面白い!とも感じています。

    投稿日:2007/01/19

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