雨の日は良いもの、大事なもの、、、とケイティに教えるおばあちゃん。雨の日に美術館にいったケイティは、ゴッホの「ひまわり」の花瓶を落としてしまう。それを笑ったゴーギャンの「踊るブルターニュの少女たち」の中の少女ミミに手伝ってもらうようお願いしたら、犬のザズーが飛び出て、ゴッホの「夜のカフェテラス」、ゴーギャンの「タヒチ牧歌」などの中を旅します。
最後にはケイティがそれぞれの名画にケリをつけていき、別れを言っておばあちゃんと家に帰っていきます。
ストーリーも絵もなかなかステキで、オチも良いと思います。本を読めば、名画の作者や絵の雰囲気を知れるのでとても興味深いです。ちなみに、最後のページにゴッホ、ゴーギャン、スザンヌといった登場名画作者の簡単な経歴が出ているので勉強になって、とても良いです。