2歳9ヶ月の息子に読んでやりました。よるになるとでてくるくまのお話です。でも、それがホントか夢かわからないような話なのですが、最後は同化してしまうという不思議なお話です。
くまはママがいなくなってしまい、いっしょにママを探してもらいます。ママを探している様子や見つかったときの様子は、とても自然体でまるで息子の様です。それを客観的に息子も見ているのでしょうか、なんとなく自分を重ねているのかもしれません。
この本を読んでやると、ママが大好き〜という当たり前の気持ちがよみがえってきます。断乳して、オムツがとれ、言葉も話せるようになり、だいぶ「赤ちゃん」とはいえなくなってきた年頃ですが、それでもまだ甘えたいという気持ちがいっぱいの「赤ちゃん」。それをそのまま受け止めてあげるような、そんな本です。
子供に読んであげるよりママが読んで、心温まる本かな・・・。