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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

きつね、きつね、きつねがとおる」 みんなの声

きつね、きつね、きつねがとおる 作:伊藤遊
絵:岡本 順
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,430
発行日:2011年04月
ISBN:9784591124062
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,757
みんなの声 総数 19
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  • とってもすてきな狐たちの世界

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    行きつけの図書館の≪新刊コーナー≫にあり、思わず借りてきました。
    元々好きなほうでしたが、最近母子そろって、妖怪ものっぽいお話に好きな物語の傾向が傾いてきているかもしれまん。
    そして、神様とか、妖怪とか妖精いった”不思議な生き物”の登場するお話や絵本がすごく増えた気がします。

    この絵本の素敵なところは、余計な説明がなく、主人公の女の子の見たまんま『狐の嫁入り〈のような狐のお祭り〉』を絵で描いてくれているところだと思います。
    ページ数は少しありますが、4,5歳くらいのお子さんから十分楽しめると思います。
    あと不思議な物好きの子どもたちはぜひ読んでほしい絵本ですね!
    狐たちのシーンがとても幻想的で見ごたえがあります。
    作者は児童書を何冊か作られているようなので、ぜひ、今度そちらのほうも読んでみたいと思います。

    投稿日:2011/06/21

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  •  伊藤&岡本先生の作品では「つくも神」(ポプラ社)が印象に残っています。

     お子さん向けの作品かもしれませんが、大人が読むとえもいわれぬ子ども時代へのノスタルジーを感じてしまうかも。
     わたしの少女時代にはこういう経験はありませんでしたが、子どもならではの感性や純粋無垢さが、曇ってしまった大人の目には見えないものが見えるのかもと納得してしまいました。

     人間の目に見えるものなどこの世の中のほんの一部。
     自然の力や目に見えないものの存在を畏れ敬う心を大人になるに従って薄れさせてしまう、即物的な人間社会。
     そんなことをふと考えさせられました。

     灯りの消える事の無い現代社会を表した眩しいほどの明るさ、狐火の登場と共に狐の嫁入りの厳かさを表した暗闇のコントラストが素敵です。
     
     狐の嫁入りの行列の不気味さの中、大道芸やコックに狐をさせてしまうユーモアもお話を明るく終わらせているアクセントになっていると思います。

     これから夏に向けお薦めしたい作品です。

    投稿日:2011/05/25

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  • 怪しいけど、楽しそう

    イラストの繊細さが印象に残る作品です。
    怪しい空気を十分に含みつつも、こんな光景がこっそり自分だけに見えたら楽しいだろうな、と思いました。
    作品の中の大人は、もののけに全く気付きませんでしたが、私なら、こんな行列を目撃したいものです。

    子供にしか見えない世界とはこういうものかもしれないですね。

    投稿日:2022/08/23

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  • 語呂がいい

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    絵本大賞受賞作品ということで読んでみました。

    最初はことばあそびの絵本かと思っていたので、
    まさか子どもにしか見えないおばけの話だと知り、
    びっくりしました。

    でも、子どもたちは食い入るように見ていました。
    そして、語呂がいいのか
    なんどもタイトルを言っていました。

    投稿日:2018/12/24

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  • 子供にしか見えないもの

    幻想的で雰囲気のある絵本でした。
    小さい頃、背が足りなくて見えないものがあったことを思い出しました。確かに悔しかったけれど、子供にしか見えないものもあったんですね。今となっては、そっちの方が価値のあるもののように思えます。
    主人公の女の子の気持ちまでが現れているような挿し絵でした。

    投稿日:2014/07/26

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  • 子どもにしか見えないもの

    この絵本を読んでいると、ジブリ作品を思い出します。特に、トトロを想像するお話です。
    大人にしか見えないものがあるように、子どもにしか見ることができない世界もあります。大人になることを急ぐのではなく、子どものままでいいんだよと、やさしく語りかけてくれるような絵本でした。

    投稿日:2014/07/15

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  • 自分しか読んでません

     伊藤遊さんの作品の出会いは『鬼の橋』続いて『えんの松原』ともにうならせる作品でした。『ユウキ』『つくも神』ももちろん読みました。
     この作品を読んで直感的に思い立ったのは「大人には見えない」というキーワードを飛び越してディビット・ウィーズナー氏の『かようびのよる』でした。彼の作品では大人にも見えますが、ありえないものが見える驚異。『かようび…』は現実で、牛だか豚が次回予告空を飛ぶ、みたいな終わりでしたよね。

     個人的な感想を述べさせてもらうと「単純に狐が好きな自分には牽制球でもホームラン!」というくらいの当たりでした!狐の嫁入りというのは夢想することはあっても、尺寸まで考えたことがなかった。実寸の描写、キュート!ただ、よほど余裕がある方の絵本になるかな?

    投稿日:2012/07/28

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  • 子供の目線

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    大人には見える風景が、背の小さな子供には背伸びしたって見えない。
    でも、澄んだ眼には見える、きつね火。
    夜のお散歩で、昼間子供たちが見えなかった風景を、きつね火がみせてくれました。
    そしてそれは、どんなに大人が見たくても見えないもの。

    お父さんにもお母さんにも見えないんだ。
    きっとまた、あえるよね。

    純粋でキレイな目で、いっぱい素敵なものがみえるといいです。
    私の子供たちが、私が見えない(見ようと思っていない?)なにか素敵なものを、毎日の中で見ていてくれたら嬉しいなと思いました。

    投稿日:2011/11/05

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  • 大人の世界と子供の世界

    3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。ちょうど妹が生まれ、ずっと抱っこされている妹に対し、お兄ちゃんだから抱っこしてもらえなくなったという意味では、この絵本は気持ちがわかるのかもしれません。

    早く背が伸びてほしい・・・そういう始まり方をするので不思議だな、と思ったら、背が高くないと(大人にならないと)見えないものがたくさんあって、早くそれらが見たいと嘆いているのです。でも、最後には、見られなかったそれまでのさまざまなシーンがきつねによって再現され、それが見えるのは背の小さい私だけ・・・。

    大人の世界と子供の世界なのかしら?物理的に背が高ければ見える、という風にも映るけど、それだけではないような気がする。そういう気持ちが理解できるかどうか?というところもあるような気がしました。弟はいつも抱っこや肩車で見えていたので、きつねの世界は見えなかったらしいし・・・。いずれにせよ、息子にはちんぷんかんぷんのようでした。ただ、背が小さいから見えないので抱っこしてもらって、肩車してもらって見ている自分を見出したとは思います。見たいという気持ちは同じですからね。

    投稿日:2011/07/19

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