感想を書く前に、この作品の感想を書かれた皆さんの感想を読ませていただきました。
ほとんどの方が、お話に取り上げられていた「郵便屋さん、お入んなさい(正式タイトル不明)」の長縄とびの遊びを思い出し懐かしがっていらっしゃいました。
この絵本を読んで、改めて思い起こしてみると
(自分の子供の成長中を見ても)、今の子どもたちはそういう年頃でも「ゆうびんやさん」をやらないですね〜。
第一あれは、何人か集まらないとできないし何より縄を回せるだけの安全で広い場所がないと、できませんもんね〜。
ところで、西平さんの絵本は初めて読んだのですが、何となく「にしまきかやこ」さんの絵柄や色使いに似ていて、優しい世界観が素敵だなぁと、思いました。
作品の中にタンポポが出てくるし半袖と長袖の子がいるので、読んであげるなら春から初夏にかけての時期だと雰囲気が出ていいかもしれません。
いろいろな“ものたち”が手紙を拾ってなわとびの中に入ってくる面白さがあるので、そのワクワク感を楽しめる4,5歳から小学校中学年くらいのお子さんたちに、特にお薦めします。