話題
てのひらを たいように

てのひらを たいように(フレーベル館)

歌うと元気が湧いてくる!

  • かわいい
  • 盛り上がる

ゆきむすめ」 みんなの声

ゆきむすめ 作:内田 莉莎子
絵:佐藤 忠良
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1966年
ISBN:9784834000931
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,377
みんなの声 総数 40
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

40件見つかりました

  • 切ない

    あまりにも切ないお話ではないでしょうか。
    おじいさんとおばあさんは、女の子があまりにも可愛くて
    雪から作った娘だということを忘れてしまったのでしょうか。
    人間というのはなかなか満足のできない悲しい生き物なのか・・・と
    考えてしまう作品でした。

    投稿日:2010/07/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • せつなさ

    おじいさんとおばあさんが、雪で女の子を作るお話です。

    ある日、焚き火で遊んでいると消えてしまう女の子が、なんとも可哀相でした。
    読み終えた後、せつなさが残るお話でした。
    けれども、おじいさんとおばあさんに大切に育てられた事は、女の子にとっては、とても幸せだっただろうなぁと思いました。

    ロシア民話なので、一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2009/07/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心が落ち着きます。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子6歳

    ゆきむすめが動き出したときの、おじいさんとおばあさんの表情がとってもうれしそうで、そのページがくると、見入ってしまいます。
    子どもに恵まれなかったおじいさんとおばあさんの喜びが感じられますね。
    ゆきむすめの人生ははかないものでしたが、必ずしも不幸せではなかったのでは、と思いました。おじいさんやおばあさんといっしょに暮らせたこと、友達といっしょに過ごせたこと、幸せをもらい、また与えることができたのでは。そう考えると、このお話は、命の大切さを考えることができる、とっておきの絵本だと思います。

    投稿日:2009/04/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心の底に積もった雪のような絵本

    子供の頃に読んだきり、手がかりが無く探せないままでいましたが、
    通りかかった本屋さんで偶然目にした「おおきなかぶ」に
    「ゆきむすめ」の印象がみるみる甦り、「間違い無い!この絵だ!」と
    佐藤忠良氏の名前を頼りに辿り着きました。

    本物の芸術家の本気の絵が、悲しい物語と共に、
    子供心に深く深く届きました。
    40年経った今でもこの絵本が大好きです。

    投稿日:2009/02/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • ☆身近な問題が詰まった絵本

    とても切ないお話です。

    雪で作ったゆきむすめ、
    おじいちゃんとおばあちゃんは可愛がって育てました。
    でも、ゆきむすめの本当の気持ちには気づかずに…

    他の子と同じように遊んでほしいと思って夏の日に
    「あついわ おひさまが こわいわ」
    と嫌がるゆきむすめを、おんなのこたちと外遊びに行かせます。

    おんなのこたちが薪の飛び越えごっこを思いつき
    ゆきむすめの番になり、「とぶのが こわいの?」
    とゆきむすめを笑いました。
    ゆきむすめは思い切って火の上を飛びました、すると…

    可愛がるにも本人の為になる可愛がり方と
    そうでない利己的な可愛がり方があるのでは…
    また、おんなのこたちも同じ様に遊べないとバカにしたり…
    身近な問題が詰まった絵本と感じてしまいました。

    投稿日:2009/02/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • しっとりしたお話

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

    兄妹でおおげんかした直後に読みました。お話のせつなさに心がきゅんと痛くなり、子どもたちのいきり立っていた気持ちが治まっていきました。
    願いが聞き届けられ、思いがけずつかんだ幸せが一瞬のうちに失われていくはかなさ、せつなさがつらいのですがとても美しい絵本です。時にはこういう民話に触れるのも大切ですね。

    投稿日:2008/10/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • おおきなかぶによるコンビ

    『おおきなかぶ』をてがけた内田莉莎子&佐藤忠良コンビの絵本。
    挿絵をみて息子も気づいたようで、このおじいちゃんたちどっかでみた!!と大喜び。

    でもお話は、おおきなかぶとは全然違います。
    ラストシーンが、言葉であらわしていなくても
    余韻を残しており、もう切なくてしょうがないといった感じです。
    息子もそうだったようで、なんで飛んだだろう?でも自分ができないっていえなかったのかあ・・・・など、
    色々思っていたようです。

    昔話らしく、ある意味残虐的な終わり方です。
    自殺やいじめなどが蔓延る世の中を考えると、
    ここで踏みとどまってほしかった・・・
    そんなことを思わずにいられない絵本。
    ハッピーエンドではないからこそ、そう強く思えるのかもしれませんね。
    もしこれがハッピーエンドだったら、ラストがそこまで印象的に残らなかったのではないかなあと思いました。

    投稿日:2008/02/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • なつかしく切ないお話

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    このお話は私が子供のころ読んで強烈に印象に残っていたお話です。
    基本的には悲しく切ないお話は苦手なのですが、このなんとも言えぬ余韻と大人っぽい絵が非常に印象的でした。

    久しぶりにこの本に出会い懐かしさで胸がいっぱいになりました。
    そして読んでみてまた新たな感動がありました。
    結果的にはおじいさんたちがすすめた友達との遊び
    (考えられないくらい危険な遊びで、ゆきむすめじゃなくとも命の保障ないです)
    でゆきむすめはいなくなってしまったのですが、
    「おじいさんたちはその後どうしたのかな?また冬がきたらゆきむすめをつくったかしら?」
    などと考えるとさらに切なくなりました。

    こういうお話はどうかな?と子供はあまり好きじゃないかと思ったのですが、いろいろと感想を言ったりして感慨深かったようです。
    お笑い好きの親子ですが、たまにはこんなお話を読むのも良かったです。

    投稿日:2007/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • せつないね

    いつもは、質問の嵐のうちの怪獣二人組。
    だけど、この本を読んでいるときは最初から最後まで無言。
    ただひたすら聞いている。
    せつなさがわかるのか、わからなくただ聞いているのかはわからないけど、無言。
    私が声をかけても、あまり答えない。

    せつなさがわかってくれてればありがたいが、たまにはこういう本もいいなと思いました。
    昔話の本は、最近あまり読まなくなったので日本の昔話もよんであげたいです。

    自分が心を落ち着かせて切なくなりたいときにも読んでいます

    投稿日:2007/11/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 切なさも絵本から学べるんですね

    • 親子絵本さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、男の子1歳

    4歳の息子に、切ないラストシーンは、まだ早いかなと
    思って、こっそり絵本を広げていたら、
    「『おおきなかぶ』のおばあさんだ!読んで。」
    と見つかり、読み始めました。

    『おおきなかぶ』とおなじロシア民話で、
    内田 莉莎子さんと佐藤忠良さんのコンビですが、
    話はぐーんと違います。

    こどものいないおじいさんとおばあさんが、
    雪でつくった女の子。突然、動き出し、2人は、
    女の子をかわいがりますが・・・

    最後、本を閉じると、息子は、しばし沈黙。
    「おじいさんとおばあさんは、さびしくない?」
    と目をうるうるさせていました。

    投稿日:2007/11/10

    参考になりました
    感謝
    0

40件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / やまださんちのてんきよほう / おかあさん、げんきですか。

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(40人)

絵本の評価(4.59)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット