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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ゆきむすめ」 みんなの声

ゆきむすめ 作:内田 莉莎子
絵:佐藤 忠良
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1966年
ISBN:9784834000931
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,377
みんなの声 総数 40
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40件見つかりました

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  • ときにはこんなお話も

    • ひめママさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    子供がいない夫婦に娘ができるのですが、ハッピーエンド
    では終わらない、少しせつない物語です。私が幼い頃読んでいたこの絵本が実家にまだ残っていました。今は、その絵本を私の娘に読んで聞かせています。いまどきの子供が好きそうな絵ではないかもしれませんが、物語にぴったりのとても素敵な絵です。楽しいというより少し悲しい話なので、子供が気に入るかなどうかなと思いましたが、時々手にしているので何かひかれるものがあるんでしょうね。お話とはまた別ですが、私が読んでいた同じ絵本を自分の子供がまた読んでくれるってなんだかうれしいですね。

    投稿日:2007/05/02

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  • 優しく切ない気持ちに

    娘がやってきて幸せな日々を過ごすことができたおじいさんとおばあさん。娘もとても可愛がられて幸せだったけれど、やはり普通の人間の女の子のままではいられなかった切なさが伝わってきました。あ〜消えるしかなかったのかなあ・・・読んだあと、ちょっと無言になってしまいました。

    投稿日:2007/01/29

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  • 静かな余韻が残ります。

    本屋さんで手にとった途端、子供が表紙の絵を見て、
    「あ、『おおきなかぶ』のおじいさんとおばあさんだ!」
    とすぐに言いました。
    これは、子供のいないおじいさんとおばあさんが雪で作った女の子が、ほんとに自分たちの子供になる、というお話です。
    でもね、女の子は、春になり、暖かくなるにつれ、途端に元気をなくしてしまいます。そして、暑い夏、友達と出かけた森で、たきびの飛びこえごっこをした時、そのまま消えてなくなってしまうんです。
    古くから伝わる昔話らしく、最後に、静かな余韻が残るお話です。
    子供は、こういう地味な感じの本は好きではないかなぁと思ったら、そうでもないんですね。
    寝る前に、「今日は何読む?」って聞くと、「今日は、おおきなかぶの違うお話にしよっかな。」って、この絵本を持ってきます。

    投稿日:2007/01/24

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  • 登場人物の「手」に注目

    悲しいお話しではありますが、昔から好きな絵本でした。
    『おおきなかぶ』(福音館版)のコンビによるもので、翻訳の日本語も、絵もすばらしいものです。
    子どものいないおじいさんとおばあさんにとっては、ゆきむすめと過ごした時間はかけがえのない幸せな時間だったことでしょう。同様にゆきむすめにとっても、短かったけれど二人から愛されて豊かな時間だったのでは、と思います。でももっともっと二人と一緒に居たかったことでしょう。もしたきびのとびこえをかたくなに拒否したら、ゆきむすめはどうなったのかなぁ……、こんなことも考えてみました。
    ハッピーエンドで終わるものばかりでなく、こういった絵本も子どもの育ちには必要だと思います。

    佐藤忠良さんの描く人物の絵は「手」にも表情があるそうです。そう教えてもらって改めて見てみると、なるほど!登場人物がより活き活きして感じられます。

    投稿日:2007/01/19

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  • ロシアのゆきむすめ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    『おおきなかぶ』でおなじみの、内田莉莎子さんの再話、佐藤忠良さんの絵
    ということで、一気にロシアの風景に入ることができます。
    子どもの無い夫婦が雪で作ったゆきむすめは、
    大切に育てられますが、太陽を嫌がります。
    娘の成長のため、お友達との戸外の遊びを勧める老夫婦。
    ところが焚き火の火でゆきむすめは・・・。
    ゆきむすめの気持ちと、老夫婦の気持ち、お友達の気持ちが交錯し、
    雪のように切ないお話です。
    それでも、娘がいたということは幸せな時間が存在したということ。
    その喜びをかみしめたい、と思いました。

    投稿日:2007/01/17

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  • せつないラスト

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    ゆきで作ったゆきむすめを、大事に大事に育てていたおじいさんとおばあさん。

    おじいさんおばあさんは、ゆきむすめが他の子と同じように過ごすのが楽しいと思っていたのでしょうね。そして、ゆきむすめは、きっとすべてを知っていた・・・。でも、やっぱりせつないラストが待ってます。

    もともとロシア民話だそうです。佐藤忠良さんの絵が、本当にロシアの方が描いたようです。季節の移り変わりも見事です。

    投稿日:2006/11/30

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  • ゆきむすめはどこへ・・・

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子6歳

    『おおきなかぶ』を手がけた、内田莉莎子・佐藤忠良コンビの絵本です。

    子どものない老夫婦が、ある雪の日、“ゆきむすめ”(女の子の雪像)を作ったところ、
    そのゆきむすめが本当の体温を持った娘になりました。
    老夫婦に愛されながら毎日を過ごすゆきむすめは、季節の移り変わりとともに
    次第にふさぎ込むようになります。
    夏になり、女の子たちに誘われ森へ出掛けたゆきむすめ。
    女の子達の興じるたき火越えに、「どうしてとばないの? とぶのがこわいの?」という
    言葉に押され、思い切ってジャンプ。そして・・・。

    ゆきむすめは、どこへ行ってしまったのでしょう。
    ゆきむすめは、このたき火を越えたら自分がどうなるか、あるいは知っていたのかも。
    自分を愛してくれた老夫婦に、きちんとお別れをいえないまま空へ消えたゆきむすめ。
    それを思うと切なくて・・・本を閉じたあと、静かな余韻が身を包んでいました。

    冬から春、そして夏へと移行する季節の描写が、非常に美しいです。
    特に、最後のページ、夏の夜空に煙が吸い込まれていく様子などは、
    煙の匂いまで感じられるようでした。
    ふっと見上げた先にあるあの明るいところへ、ゆきむすめは帰っていったのでしょうか。

    投稿日:2006/08/02

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  • せつなくて…

    だれもがよく知っている、福音館版の「おおきなかぶ」佐藤忠良さんの挿絵が実に見事な一冊です。

    昔、どこかで聞いたことのあるような、雪で出来た「雪娘」のお話。
    これは実に切ないお話です。
    情緒豊かなお子様なら、「かわいそうだよ」と泣き出してしまうかもしれません。
    けれど、それだけに印象に深く刻まれるでしょう。
    甘くて、面白おかしい絵本はたくさんあって、子供たちを面白がらせてくれるけど、
    たまにはこういう絵本もいいものです。
    切なくて、かなしくて、読み手にもなんともしてあげられない、ちょっとしたもどかしさ。
    子供がそれをどう感じ、昇華するか。見守りたいですね。

    それにしても、佐藤さんのお描きになった、かれんな雪娘、やさしいおじいさん、おばあさん…
    読んでいると、せつなさが幾倍にも増します…。

    投稿日:2006/07/23

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  • せつない物語

    • mdマミーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、男の子2歳

    子供がいない老夫婦がつくったゆきむすめの雪像に、命が
    宿り、始まった明るく楽しいひととき。
    暑さをこわがっていた少女が意を決して焚き火を越えたのは
    どうしてだったのでしょう・・・
    湯気となって消えてしまうラストシーンはとても切なく
    娘は読み聞かせた後しばらく無言でした。
    佐藤忠良さんの絵とお話の切ない内容がベストマッチです。
    派手な作品ではないけれど、多くの人に読んでいただきたい
    一冊です。

    投稿日:2006/02/25

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  • はかない ゆきむすめ

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子6歳

    ロシアのお話です。
    子供のいない、おじいさんとおばあさんが雪で女の子を作ります。不思議なことににゆきむすめは歩き出し、2人はうれしくて大切に育てました。
    でもゆきむすめは春になると元気がなくなり、外で遊ぶことを嫌がりました。夏のある日、友達と森へ行き、「たきびのとびこえごっこ」という遊びをすることになったゆきむすめは・・。
    せっかく、おじいさん、おばあさんと3人で仲良く暮らしていたのに。寂しさが残りますが、一時でも楽しく暮らせてよかったのかもしれません。
    スズキコージさんの絵でも出版されていますが、こちらは、「大きなかぶ」の佐藤忠良さん。ロシアのイメージとゆきむすめのはかなさがとてもよく描かれていると思います。

    投稿日:2006/01/29

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