3歳1ヶ月の息子に図書館で借りました。
今まで、エリック・カールの動物の本を読んできましたが、
「紫の猫」など印象的な色を使って動物を描いているな、
とよく思ったのですが、
この絵本の最後のコラム「この絵本のはじまり」を読んで、
ストンと腑に落ちました。
ナチス政権下のドイツで生活したことがあるエリック・カールにとって
自由に絵を描くということに対する、一種の信条のようなものだったんですね。
黒いしろくま や 水玉模様のロバ などの表現が面白かったです。
内容というよりは、その信条がはっきり表れている点が
とても良いと思いました。
息子はそこまでわからなかったようですが。