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プンクマインチャ」 みんなの声

プンクマインチャ 作:大塚 勇三
絵:秋野 亥左牟
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1992年
ISBN:9784834010824
評価スコア 4.24
評価ランキング 23,732
みんなの声 総数 16
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  • 絵が個性的

    絵が暗いのであまり小さい子には好まれないかもしれませんが

    内容は双頭の動物が出てきたり想像の世界に入れる面白い本です。

    昔話の定番の話で正直者が助かるのですが巨人や悪魔などではなく

    悪者が鬼という辺りが日本的というかやはりアジア圏のお話だなと

    思いました。

    投稿日:2013/09/25

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  • インパクトのある絵とお話

    ネパール民話だということですが、インパクトのある絵に民族性を感じていたら、この個性的な絵を描いたのは日本人と知ってびっくり。
    でも、秋野さんはネパールに滞在したことがあるそうですから、ネパール色が濃い作品なのでしょう。
    まずは絵に圧倒されました。
    継母に虐げられたプンクマインチャを主人公にした数奇な物語。
    良い人悪い人のパターンは日本の昔話と共通性を感じますし、継母の執拗ないじめはヨーロッパ的なのですが、きつねとやぎの頭をもったやぎという動物は、ネパールの伝承動物なのでしょうか?

    話の展開に強引さと残酷さを感じましたが、個性的で心に残る一冊です。

    投稿日:2013/04/28

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  • 山の色

    2歳8ヶ月の息子が図書館で棚から引っ張り出したので借りて来ました。

    読み聞かせてやっても、ちょっと長かったせいもあってか、集中しては聞いていませんでした。でも、時々「こわ~い・・・」と言っていたので、頭の二つある動物や、独特の色合いや、「鬼」という言葉には敏感に反応していたようです。

    正直で心優しい娘が、継母とその連れ子のいじわるに耐え、最後は幸せになるというありがちな展開ですが、ネパールの山の雰囲気を楽しむことができました。固有名詞が発音が難しいですが、雰囲気が出ていて良いと思いました。

    投稿日:2011/01/03

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  • 日本の昔話にも通じる・・・

     ネパールの民話なのですが、日本の「花さか爺さん」や「こぶとり爺さん」にも似た、正直者のやさしい人は救われる?というようなお話のすじを感じました。
     万国共通なのですね!

     5歳の娘は、プンク マインチャという主人公の女の子の名前が聞きなれないのもあって、ジーっと絵本に集中していました。

     プンクが、継母やその実の娘チャンパに疎まれながらも、ふしぎな動物に助けられ、鬼に捕まったときも、ねずみに助けられ、宝物を手にしますが、そのスリリングなお話が面白く、興味深いです。

     異国の昔話もたまにはいいもんだな・・・なんて思いました。
     
     
     

    投稿日:2008/05/24

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  • 独特な絵と登場人物

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    ネパール民話です。日本人の秋野亥左牟さんの絵ですが、異国の雰囲気がプンプンします。表紙から不思議な雰囲気が漂っていて、思わず中を開いてしまいます。
    お話は、継母とその連れ子にいじめられる娘(プンク マインチャ)が、守ってくれる不思議なやぎの力を借りて、宝物を手にし、それを真似した継母と意地悪な娘はひどい目に遭うという昔ながらのパターンです。が、全体的におどろおどろしい雰囲気があり、二つの頭を持つ喋るやぎや、山賊のようなオニの夫婦、喋るねずみなどの登場で、次はどうなるのかドキドキしてしまいます。
    少し滑稽なところのある日本の昔話と違って、かなり怖いところのある話ですが、絵の魅力と登場人物の魅力で、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。

    投稿日:2006/03/10

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  • 絵が結構コワイ

    ネパールの民話です。
    主人がネパール人なので、子供にもネパールの文化を!と思い
    手に取った一冊ですが、

    鬼が出てきたりするシーン、
    絵が結構、怖い。

    何回か読んだけど、
    「鬼の絵んとこ、コワイから、もう、いいや」
    って言われちゃいました。。。

    話の内容としては、わりとよくあるパターンなので、
    絵がもっと可愛かったら、と思ってしまいました。

    投稿日:2010/07/22

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