「ちびっこちびおに」 みんなの声

幼稚園にちびおにが遊びに顔を出すお話です。幼稚園の子供達の仲間に入りたくて　少しずつ少しずつ　ちびおにが近づいてくるのですが　そのかわいいこと！子供達もその辺からわくわくです。仲間に入って一緒に遊ぶ場面は文がなく絵だけで　表現されており　”ちびおにど〜こだ？””ごんちゃんど〜こだ？”と毎回子供達と探して楽しんでます。ほんわか気分になるおすすめの1冊です。

子供の頃読んでいました。
おにでも人間でも、気持ちは通じ合う、やさしい心は
つたわる、そういうお話です。
人間の男の子を助けるために自分がおにだと
ばれてしまうことになったちびおに。
どうしよう、大変！と思いますが
みんなやさしいちびおにとなかよく遊んでくれます。

絵本の中の世界も
昔のような雰囲気のある雪景色の世界で読み終わった後
ほっと心あたたまるお話です。

次女が保育園から借りてきました。
夕食の仕度に忙しい私に代わって、まずお姉ちゃんが読んでくれました。そこに、お兄ちゃんも覗きこむように加わり、３人額をくっつき合わせて、１冊の絵本を読んでる姿は、何ともほほえましいものでした♪
そんな３人にぴったりの、お話の内容もあたたかいものでした。

どうしても人間の町に行ってみたい、と言うちびおにに、お母さんは上着を着せ、長靴や手袋や帽子をしてやり、｢どんなことがあっても、これをぬいではだめよ。｣と送りだします。（この辺は｢てぶくろをかいに｣に似ていますね？！）
子どもたちの楽しそうな声につられ、幼稚園にやってきたちびおには、池に落ちてびしょびしょになってしまったごんちゃんに、自分の着ていたものを着せ・・・？？？

おにだとバレてしまっても、子どもたちは、喜んで遊んでくれます。本来子どもって、そういうものなのかもしれません。自分と違う者を差別してしまう心って、大人が植え付けてしまってるのかもしれませんね？！

字のない、園庭での雪遊び、教室での積み木（大型）遊びのシーンが、６ページに渡って描かれてるのが、みものです。
こぐまちゃんシリーズで有名な、わかやまけんさんの、レトロな絵が、味があっておもしろいです。
ただ、ナマ足丸出しで、雪遊びしてるシーンは、何度見ても寒そうですが・・・。（雪国ではスキーウェアでの雪遊びが、当たり前ですので・・・。）

長女の感じのこもった読み方も上手で、｢あそびたかったの｣が昨晩から、我が家の合言葉のようになってしまいました（笑）。

同じ作者の｢おにたのぼうし｣と併せて、ぜひ、節分の頃読みたいですね。

かわいい子供の「おに」が主人公です。
子供たちと遊びたくて、こっそり、幼稚園にお邪魔しちゃいます。
一応「変装」して（すぐバレてしまうんですが）。
「ちびおにくんが悪い子じゃない」という事は、幼稚園の子供達には
すぐ分かります。そして、みんなで楽しく遊びます。

タイトルだけだと「怖い話？」と思ってしまいますが、心配無用。
あったか〜い、お話です。
雪に覆われた、真っ白な山の景色からはじまる絵本なので、できれば
冬に読むと、すごーく雰囲気がでますよ。
節分（２月３日）に読むと、なお、楽しめます！

絵は、あの有名な「わかやま　けん」さんです。
読むたびに「どっかで聞いたような名前だな〜」と思ってましたが
ある日、ふと気づきました！
うお〜〜〜！こぐまちゃんシリーズの方ではありませんか！！
絵のタッチがあまりにも違うので、全く気づきませんでした（恥）。

幼稚園が出てくるお話なので、幼稚園児にピッタリな絵本だと思います。

ちびおには人間の町にいきたくなったので、おかあさんに角隠しのぼうしをかぶせてもらい服をきてちびおには幼稚園に遊びに行きました。幼稚園で雪の中、池に落ちた子がいたのでちびおには服をかしてあげます。そして、人間の子におにとばれてしまいました。でもね。みんなはちびおにと仲良く遊んでちびおにはお家に帰るお話し。おにと知っていて仲良く遊ぶこどもに嬉しくなりました。