表紙を見て、息子が図書館で、読みたいと言って持ってきた絵本です。
ヒッポのお母さんは、ヒッポに大切な言葉を教えます。
ヒッポは、好奇心いっぱいで、他の動物に声をかけてみたり
叫んでみたり。大事な時に大切な言葉が使えるのでしょうか?
お母さんと一緒にいれば、何も怖くないという
安心感。心地よさそうなヒッポがとても可愛らしいです。
最近、学校で版画を習ったばかりの娘に『この絵本も版画で
描かれているんだよ。』とお話したら、『これも版画なの?』と
興味深そうに絵を一生懸命見ていました。
マーシャ=ブラウンさんの版画があまりにもキレイなので、
『こんなにきれいな色で、鳥も夕日も版画で出来るんだね〜。』
と感動していました。
ワニが出てきた所では、動物は弱肉強食の世界だなあとあらためて
感じさせられました。息子は、『ワニに食べられちゃうよ〜!』と
焦っていました。
力強い版画の中に親子の温かさが感じられる作品です。