この本、全く思っていなかった内容でちょっと感動しました。
でも、「はい、感動するところですよ〜。」という押し付けがましい本ではなくて、母が読むと自然に感動するという感じの本なんです。
男の子が日頃お母さんに小言を言われたりして疎ましく思っていることを母への手紙に書いています。
母が怒る行動についての弁解もしながら、母へ正直な気持ちを書いています。
大体、私の母はこんなことを書いたらますます怒るであろうと思うような人だったので、この男の子のように正直にいえることが何よりもうらやましく思いました。
「お母さん、いつも私たちのためにおいしい食事を作ってくれてありがとう・・・。」
というような歯の浮くようなありきたりの手紙よりも数倍うれしい手紙だと思います。
私も子どもが正直に気持ちを打ち明けてくれる母でありたいと思いました。
ますます武田美穂さんのファンになってしまいました。