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小さな家のローラ」 大人が読んだ みんなの声

小さな家のローラ 作:ローラ・インガルス・ワイルダー
絵・監訳:安野 光雅
出版社:朝日出版社
税込価格:\2,750
発行日:2017年03月15日
ISBN:9784255012162
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,453
みんなの声 総数 23
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大人が読んだ みんなの声から

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  • なんと豪華な1冊

    「大草原の小さな家」の原作を、安野光雅さんのイラストで楽しめる贅沢な1冊。カラーのイラストがふんだんに描かれていて、眺めているだけでも幸せな気持ちになります。
    季節の移り変わりがよくわかる、素敵なページばかりでした。
    ローラの家の断面図や「物語に出てくる人たち」の家系図などもあって、本当に楽しいです。
    何度も手にとって、繰り返し、繰り返し、楽しめる1冊だと思います。

    投稿日:2022/05/21

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  • 絵本としても楽しめそう

    ローラ・インガルス・ワイルダーの『大きな森の小さな家』の単行本なのですが、
    安野光雅さんが絵を添えています。
    でも、英語教材的に書き溜められていただけに、絵がふんだんにあり、
    この物語で語られていた様々なエピソードが視覚化され、とても読み易くなっています。
    昔の道具などの解説にもなっており、大人でも学べることがいっぱいあります。
    大草原の小さな家シリーズでは、この作品が一番のお気に入りだけに、
    とても嬉しいです。
    作者の実話エピソードでもあり、自給自足の描写がとても素晴らしいのです。
    ブタの解体、チーズ作り、はちみつ取り、などなど、食の知恵も学べます。
    少女の目から見た家族の様子や行事、手作りの良さ、家族の絆、などなど、
    その記憶力の確かさにも驚かされます。
    安野さん、ありがとうございます!

    投稿日:2017/07/27

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  • なんて贅沢な

    あまり予備知識もないまま絵本と思い予約して
    手に取ったら児童書なのに、幼年童話でもないのに

    挿絵がふんだん。各ページあるふんだんさになんて贅沢なと思わずうなってしまいました。

    思いおこせば、テレビで見てその後岩波少年文庫を揃えたもののローラが小さな頃の作品は読んでいなかったことに今更ですが気づきました。

    生活はすべて自給自足、クマは出てくるし生活は危険と隣合わせ、でも生活自体はどこかのんびりとした時間が流れていて、家族が力を合わせて生きている姿は、私たちが今便利になった生活の中で失ったものもある。

    小さなローラが記憶に残していた情景や人々の姿、生活の営みに至るまでがつぶさに感じられ、挿絵と相まって、100年以上前のアメリカがとても身近に感じられました。

    とくに、ミツバチの蜜をとってくるところや、メープルシロップを作るところ、とてもおいしそうでした。

    投稿日:2017/07/22

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  • あの名作が安野光雅さんのイラストでより素晴らしい

    小さな頃にテレビで欠かさず見ていた大草原の小さな家ですが、とても可愛くて元気なローラとその家族の心温まるストーリーが大好きでした。

    別の本で、かつて読んだことがあったので、それと同じ感じかな?とパラパラ・・とめくってびっくり。

    すべて挿絵がカラーです。
    しかもイラストは安野光雅さん。優しくて繊細なイラストがパッと目に飛び込んできて、もう一度あの大草原の小さな家を読み直したい!と思いました。

    小さな頃に、親しんだあの名作を大人になってからもう一度読み返すというのも素敵ですね。

    なかなか読書の時間がとれませんが、これならあっという間に読めますし、何より挿絵がカラーだとより読みやすくなると感じるのは私だけではないかと。

    大人も子どももおすすめです。

    投稿日:2017/07/10

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  • 女の子にぴったり!

    安野光雅さんのイラストが好きな私にとってはとても魅力的な本に思いました。
    「大草原の小さな家」は私が子供の頃にアニメでもやっていましたし,子供心にとても素敵な暮らしに思えました。
    日本とはまた違った暮らしや出来事,我が家の娘にももう少し大きくなったら読んでほしいお話に思いました!

    投稿日:2017/06/29

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  • 豊かなこと

    カラーの絵がふんだんに描かれている贅沢なつくりに驚きました! 
    アメリカの西部開拓時代の暮らしなので、文章だけだとどうしてもイメージがわきにくいとろがありますが、文章のまわりに描かれた絵で、「あーなるほど!」と何度も助けられました。
    さらに、章のはじめにでてくるみひらき一面の絵は、毎回わくわくします。
    今とちがって、食べ物ひとつ手に入れる苦労のある暮らしですが、なんと幸せな家族の姿だろうと思います。文化も時代もちがえど、人間が「生きる」ということに思いをはせました。
    特に、手作りの人形をもらったローラの喜ぶ場面にはっとしました。
    今は簡単にいろんなものが得られますが、大事なことをつい忘れがちだな、と。真に豊かなことは何かをおもいださせてくれる物語のように思いました。

    投稿日:2017/06/28

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  • こんな生活あったんだ

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    私の今の生活とは全く違う環境で生活をしているローラ一家のお話、とても新鮮な気分で読めました。
    大自然の中での生活が楽しそうで時にうらやましく思えたり、その大変さに驚驚き、こんなところで生活してなくてよかった〜とほっとしたり、いろいろな発見のある1冊でした。
    安野さんのやさしい色使いで描かれた絵は、おはなしの世界のイメージをさらにわきやすくしてくれていました。この本に出てくるひとたちの図もよかったです。今ほど便利で快適な世の中ではなくても、家族やたくさんの仲間たちにとつながって生活しているんだなというのが伝わってきて、そんな暮らしをおくっているローラ一家って幸せだなと感じました。

    投稿日:2017/06/28

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  • 家族の愛の物語 受賞レビュー

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子2歳

    あの「大草原の小さな家」(私が子どものときに放送されていたドラマの名前)が、安野光雅さんの挿絵で読めるなんて!・・・と、わくわくして手に取りました。
    大きな森の小さな家に住むローラとその家族の、質素ながらも豊かな生活が、わかりやすい文章で綴られています。挿絵も多く、当時の生活がわかりやすいようになっています。
    バターやラード、クリスマスのお菓子を手作りしたり、クマに襲われそうになったり、雪をとかしてお風呂に入ったり、現代の日本人にとっては不便な生活かもしれません。しかし、家族で協力して、心をこめてただただ目の前のことに一生懸命に生きる姿は、とても豊かなものにも思えます。
    特に心に残ったのはクリスマスのエピソード。お父さんはお母さんのために木で手作りの可愛い棚を作り、メアリーはサンタクロースから、いずれも手作りの、ミトンと人形と飴をもらいます。そして家族と仲間と美味しいものを食べて楽しく過ごすのです。テレビで、クリスマス向けにおもちゃのCMがばんばん流れる現代とは違うなぁとしみじみ感じました。
    家族愛があふれる素晴らしい物語に、安野さんの優しい挿絵がたっぷり詰まっていて、とても贅沢な本です。娘にも、小学校高学年になったら、ぜひ読んでもらいたいです。

    投稿日:2017/06/28

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  • 大自然の中での生活

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子14歳

    昔、テレビでやっていた時、それほど熱心に見た覚えがありませんが、タイトルバックの映像やパパ役の役者さんの顔が、テーマ曲とともによみがえってきました。
    私自身は手作りしたり、庭仕事したりが嫌いでもないというレベルです。
    感情移入して読んでしまうと、大自然の中でのローラたちの暮らしの、不便さや厳しさに抵抗を感じてしまいます。
    それでも安野さんの絵がお話しにぴったりで、お家の間取りがわかる絵を見ているだけで、暖炉の暖かさやお料理のにおいまで思い浮かびました。

    投稿日:2017/06/27

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  • 贅沢な時間を 過ごしました♪

     以前、テレビや本で親しんで大好きだったインガルス一家と、今度はどんな風に出会うのだろう?と期待と不安を抱いてこの本を手に取りましたが、心配は杞憂でした。

     読んでいる間、とても贅沢な時間を過ごしている気分でした。お話の世界に入りこんでページをめくるごとに、安野さんの素敵な絵が現れるのです。どのページにも!!お話の進行に合わせて描かれた小さな絵の数々の可愛いこと、わかりやすいこと、すばらしいこと。人々の動きがユーモラスに描かれていて感情が伝わってきました。本当に楽しませていただきました。

     安野さんの絵はもともと好きでしたが、文字や数字、絵そのものを楽しむ絵本で親しむことが多かったのです。今回、ストーリーに沿った絵もすごく良いなぁと思いました。安野さんもこの世界に入りこんで楽しんで絵を描かれているのを感じました。私にとっては安野ワールドの魅力を、より親しみをもって感じられる本でした。

     慎ましくも豊かな暮らし、自然の中の厳しさと豊かさ、家族間のあふれる愛情。そんなローラたちの生活を一緒に味わって、改めて学ぶところもあり、とても良かったです。

    投稿日:2017/06/26

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