降矢さんの絵ということで
とても楽しみにしていました
期待したとおりの作品でした!!
チェコの昔話とのこと
生きる希望をなくしたむすめが
川に身を投げようとしていたところ
泣き声を聞きつけた水の主ヴォドニークに命を救われ・・・
え?
水の王?
カッパに似ている・・・ような・・・
と、降矢さんの「おっきょちゃんとカッパ」を
思い出しました
この王は、むすめを助け
ある約束をして、働かせます
お国柄が出ているのでしょうか
このむすめは、「死」を覚悟していたのに
水の館の生活で
生きる力を掴んで
自らの意志を持って前向きになっていくーように感じます
水の主ヴォドニークの気まぐれさと
実は、約束を破ったむすめを一度は許すという
やさしさ?甘さ?
異世界の捉え方も、興味深いです
あとがきを読んで、なるほど・・・
館の雰囲気、民族衣装、目を覚ました時の風景・・・
降矢さんの絵のお蔭で
この国の様子を垣間見るように思います
く〜〜〜っ、ほしい・・・(笑
手元に置きたい作品です