面白いです!
”ねこが かおを あらうと あめが ふる”という、ことわざ(?)がありますが、そこからこんなおはなしが生まれるなんてビックリです。
ぐうたら猫のねこきちが、ひと儲けしようと「あめふり」を商売にします。
雨が降らなくて困っている動物達には、願ってもないこと!
依頼を受けると、ねこきちは顔をごしごし・・・
本当に雨なんて降るのかな?うまくいくのかな?
そう思って読み進めていくと、おやおや意外な展開。
そうだったのか〜(笑)と、つっこみつつ笑ってしまいます。
野村たかあきさんと言えば『とうちゃんはかんばんや』『おじいちゃんのまち』など、じんわり心が温かくなる版画絵本で有名ですが、この絵本でまた新しい魅力を感じました。
”ねこが かおを あらうと あめが ふる”などの、言葉の意味がわかった方が楽しめるので、小学生以上におすすめでしょうか。
でも、おはなしを読んで、そういった言葉の意味を大人が教えてあげるのもいいかもしれませんね。
もちろん、大人もたっぷり楽しめます♪