100かいだてシリーズにまたまたまた続編が!?
ということで、出版記念展覧会で一足先に読ませていただきました。
シジュウカラのツピくんが雪野原で食べ物を探していて見つけたのが、
ひまわりの種一粒。
お腹いっぱいに食べたいということで、これを増やそうと、空の世界へ飛び立つのですね。
いつもながら各階住人のネタがよく練られていて感嘆です。
しかも、今回は雲や雨など、非生物。
一種の科学絵本としても使えそうなクオリティです。
もちろん、最上階には、ひまわりにぴったりのあのお方!
本人のトークショー談では、主人公の設定は、
実際にシジュウカラを観察して動画を取ってのアイデアだそう。
そのリアリティにも拍手です。
隅々まで楽しめるサブストーリーもお見事です。
展覧会では下絵スケッチなども見せていただき、
その緻密な設計に納得しました。
100かいだて、という設定も、実は算数を娘さんに教えてあげるためだったとか。
よし、今度は算数のブックトークに選定させてもらおう!と息巻いています。(笑)