自分の欲望を満たすために、
だんだんと高くなっていく家々。
使い勝手の悪い構造になったり、出入りがしづらい家でも、
とにかく高層化に走っていく。
古い家を壁で囲ったりする方がお金がかかりそうなのに、
「いらないからお金をかけたくない」とごまかしている。
だからどんどん空が見えなくなっていき、
空を描いてもらうことで、気持ちをごまかしてしまう。
みんなが欲張らず、綺麗な形の家を建てていれば、
みんなが仲良く空を見上げることが出来るのになぁと思わずにはいられません。
息苦しさと疑問を感じながらも空の絵を描き続けたサルさんの心が、
早くみんなに伝わればいいのになと思いました。