ストーリーテリングで語られていそうな昔話風ですが、創作のようですね。
キャロル・チャップマンという作者についてなかなか調べられなかったのが残念ですが、
絵はアーノルド・ローベルさん、さすがの風格です。
ヘーマーという村に住むメシュカおばさんのエピソードです。
ユダヤの言葉で「不満を言う人」の意味の「クヴェチ」と呼ばれていたというほど、筋金入りなのですね。
挙げられるエピソードは、なるほど、なるほど。
そして、ある日、おばさんに異変が。
不満がすべてその通りになる、というのは、まさに自業自得でしょうか。
なかでも、足がかぼちゃ、というのは、ビジュアル的にもインパクト大ですね。
学者のラビの解決策は、まさに寓話そのままで教訓になりそうです。
でもこれ、実に真なり、です。
幸せの秘訣とも言えますから、これは心掛けたいものです。