裸足で歩いたのは何時だっただろう。
裸足で歩くと危ないからって言われて、納得してしまった自分は、いつも厚底の靴を通して大地を感じていたんだね。
この絵本には、いろんな発見がありました。
自分の足を通して、いろんなことを感じる喜びを知りました。
横断歩道の白いところは熱くないなんて、裸足で歩かなければわからない。
土質の違いなんて、実感してはじめて納得できるのでしょう。
他にも、靴を履いていたらわからないことがいっぱいです。
自分の足で立つという当たり前に思っていてことが、裸足でなければわからないという当たり前のことを忘れていたことに気づかされました。
これって、足のことだけじゃない。
いつの間にか、いろんなものを身に着けている自分は、素朴な感触を忘れていたのかも知れないなぁ。
シンプルな絵本ですが、とても大切な気づきの絵本です。