クェンティン・ブレイクのまだ読んでいない作品ということで興味を持ちました。
読み始めて、最近読んだ「あたらしいともだち」と似通ったところを感じました。
差別がある点と「あたらしいともだち」が、廃材でアートを生み出すとしたら、こちらの作品はえんぴつで描き出すアートというところ、幸せな結末という点です。
クルッビーとウカレッピーは女の子ですが、天使です。天使といっても、姿は今時であるのが、現代の絵本らしいと思いました。
クェンティン・ブレイクの作品には、どれも軽やかさを感じるのですが、この作品も軽快な調子を感じました。読後感がさわやかです。