クリスマス絵本の1冊としてセレクト。
カラフルな絵本の多いクリスマス絵本の中では、地味な色彩でサイズも小さいですが、ずっしり重いなにかのある絵本です。ここのレビューを読むまえに読み始めたので、3年目の冬にモミの木が誰もお迎えが来なかったので、もしかして男の子は?!と思ってドキドキしてしまったのですが、先頭に立って歩いてきた子がその男の子だとわかって、読んでいる親のほうが涙目になってしまいました。
2回目に読んだときは、お父さんがわが子のためにモミの木を掘り出すシーンですでに涙目。わが子への深い愛情に、心が洗われる想いでした。