息子と初めて読んだのは、二年前のことです。
その時は、哲学的でこれを子どもに読んでわかるのかなと正直思いました。
息子が読んだことを忘れていたので、再度読んでみることにしました。
二年前には、絵を見てすぐにやめてしまったのに、今回は「わからない」と言いつつも、何かわかるところを探そうとしているのか、何回も「読んで」と言ってきました。
すぐに内容がわかっておもしろいという本もあると思いますが、わからないから何度も読んでしまうという本がありますね。
そういうおもしろさを秘めた本もあっていいのだと思います。
絵がどこか西洋的なのも魅力的だと思います。
どこか、センダックに通じるような感じもありました。
「ぶたのたね」やムッシュ・ムニエルシリーズとはまた違う魅力を持った本だと思います。