オオカミの絵本に最近ハマってます。
結構いろんな話があるんですよね。
この絵本は、少し前に読んだ「オオカミペコペコ」(宮西達也・作)と、ちょっと似てますね。どちらのオオカミもお腹を空かせていて、出会った動物を食べ損ねるお話です。
(「…ペコペコ」の方がダイコンを食べる事が出来ただけまだましかも)
こちらのオオカミは、出会ったコブタを追い求め、なかなか見つからない為に、頭の中でどんどん美味しそうなコブタに想像してしまい、ついにはせっかく出会った、他の美味しそうな動物たちまで逃してしまう。
最後のイラストがこれまた可哀想で、ガリガリに痩せ細ったオオカミが、想像の中で丸々と太ったコブタを捕まえて、大口開けている自分を想像をしているんです。
想像力って、大切だと思っていたけど、これはちょっと想像しすぎかも。
イラストは田島征三さん(ファンです)。