算数の話と言ってしまえばそれまでなのですが、この奥深さと壺の中に大海があるという設定には宇宙を連想させるような壮大さを感じました。
壺の中に大海があります。
広い海に1つの島がありました…。
どんどんと身近なところまで迫ってきて、箱の中には壺が10個ありました。
壺は表紙にあった壺の中にいくつあるでしょう?
点で表現していくと絵本に収まりきれない数になりました。
1×2×3×4×5…
階乗の話。
この壮大さを壺が秘めているのです。
箱の中にある10個の壺の中にまた大海があったとしたら…。
大宇宙の中の、銀河系の中の、太陽系の中の、地球の中の、日本の中の…、自分ってとても限りなく小さいけれど、とても大事な壺を持っているって思いました。