我が親子は島田ゆかさんのバムケロ☆シリーズが大好きで随分前から全冊持っている
どの本も大好きだけれど、、、中でも一番気になっているのは「かばんうりのガラゴ」!
ガラゴは旅するかばん屋さん
左右 色のちがう靴を履いてかばんを売り歩きます
よ〜く見るとガラゴの靴の裏にはネコの足跡のような模様がついていて可愛い♪
ガラゴのかばんの“足”の裏にも同じ模様がついています
(でもこれはホントは足ではなくて かばんの足も靴を履いているのだ!
ガラゴが眠る時には就寝用の靴を履くのだが その時かばんも揃いの靴を履いている!)
犬に噛まれたガラゴのしっぽに いも虫がバンドエイドを貼ってくれていたり…
ストーリーとは全く関係ないところまで凝っているのが 島田ゆか作品の魅力のひとつです
ちなみに このいも虫くんはバムケロ・シリーズの他の本にも出演しています
ライオンにもらったスイカをガラゴが食べている時も
絵本の片隅では“かぶと虫”がスイカを狙って?います
読み進めていくうちに かぶと虫は さりげな〜く木から降りてきて
ガラゴのスイカのはしきれを角に突き刺して去っていきます
(でも かぶと虫はストーリーの本筋には全く関係ない)
カエルの母親が「子供達を連れて歩けるかばんを下さい」とやってくる場面では
かばんのお礼にガラゴを気に入ってしまったオタマジャクシ1匹とドーナツを置いていきます
ガラゴはさっき くりぬいて食べたスイカのヘタに水を入れて水槽がわりに、、、
その後 ゾウやウサギのお客さんがやってきたりして物語は終わるのですが…
一番最後のオレンジ色の裏表紙というか中表紙をよ〜く観察すると、、、
オタマジャクシの入っているスイカに何か書いてありませんか?
そう “Kero’s House”
日本語に訳すまでもなく「ケロちゃんの家」
そして言うまでもなく オタマジャクシは成長するとカエルに…
ってことは この物語でガラゴを気に入るオタマジャクシは あのケロちゃんなのでしょうか?
いや〜ん、、、気になるぅ…