草木染作家の岩田さんご夫婦の仕事ぶりをリポートされた写真絵本でした。
岩田さんからは趣味と実益と職人のプロ根性のようなものを作品の端々から感じました。
やはり、なんにでも真剣に取り組んでいる人の姿は美しいです。
特に表紙にもなっている色を生糸に染めているシーンの姿は、すごくカッコ良かったです。
職人さんのお宅を一年くらいかけて取材しているようなので、
絵本の内容としてはとても地味な印象を受けますが、何かをやりたい人や、職人気質の人には興味の持てる作品だと思います。お薦めするなら、小学校高学年から、中学・高校生くらいのお子さんたちです。