感情移入がとてもしやすい本です。お母さんを探す男の子とくまのこの段々不安になる気持ちが上手に表現されていて、いつのまにか娘も私もその世界に入っているのです。そして見つかったときのうれしさと、ほっとした気持ちと、そしてどこいってたのよぉぉというちょっと怒るような気持ちがそのまんまなんですね。いい夢見てね。娘にもそういいながらそっと本を閉じます。
他の方の感想を読ませていただいて、あ、働くお母さんと待っている子供のことなの…?と後から気づいた私はちょっと鈍かったのでしょうか。私も働く母なのに、鈍感なのかなとちょっとショックを受けました。
でも、そんなこと関係なしにとても優しい本なのでお勧めです。