2歳半の娘が夜寝る前に選ぶ絵本の定番の1冊になっています。とにかくよるくまがかわいい!
目が覚めたらいなくなっていたよるくまのおかあさんを探して、男の子とよるくまはあちこち歩き回ります。不安そうなよるくまにぴったり寄り添ってあげる男の子の姿が素敵!
探し回っているうちにどんどん悲しくなってきたよるくまが泣くシーンでは黒い涙が流れます。いろいろ意見があるようですが、うちの娘は「よるくまちゃんだから、涙もまっくろねー」とすんなり受け入れてました。そして、そのまっくろな涙でまわりが黒く、暗くなり、暗闇を作ってしまう・・。この真っ暗なシーンがあってこそ、次のページの、暗闇の中にたったひとつ輝くお星さまのシーンが生きてくると思うので、私としてはやっぱり黒い涙は外せない要素かな、、と思っています。
ようやくおかあさんと出会えたよるくまが、しっかりとおかあさんに抱っこされて家路につくシーンは娘も私も一番好きなシーンです。見ているだけであったかい気持ちになれますよ。