横溝さんの絵本はこれで2冊目です。
最近、ほかの絵本で出てくる路面電車に息子が興味を持ち始めたので。
正確なきっちりした電車や街の絵だけれども、
風情のある風景となっているのが、ステキです。
また、電車が左右に曲がるときどういう仕組みになっているのか(ポイントやパンタグラフについて)、
坂をのぼるときの、砂をまく仕掛けのある電車について、など、
仕組みについても図解してあり、とても丁寧です。
息子はそのような部分に惹かれるようです。
2歳半前児には長いかなと心配していた文章も、息子はそれなりに聞いてくれました。
読んだ後、都電荒川線に息子と乗りたくなりました。