保育園の3歳児クラスの娘が劇でこの「どうぞのいす」のうさぎさん役に大抜擢!私は絵本の内容を全く知らず、娘が毎日毎日「さて、このいす、どこにおこうかな・・・」とセリフの練習をしているのを聞いて、一体どんな話し?うさぎの椅子屋さんとかかな?と、勝手に思っていたのですが、保育園での劇を見て、判明!
うさぎさんが作った「どうぞのいす」、そこにいろんな動物が次々とやってきて、誰かさんの“どうぞ”をもらっちゃう、でも、また次の誰かさんのために“どうぞ”を繋げていくんです。それを劇で動物役の子供たちが頑張って演じているのが、また可愛く・・。
あまりの可愛さに、劇の翌日ついつい絵本も購入。
香山美子さんのほっこりした文章に、柿本幸造さんのほんわかした絵がまたマッチして、大人でも読んだ後に心がポッと温まり、園が劇の題材に選んだ理由がよく分かりました〜。
子供に“どうぞ”の気持ちを教えたいとき、大人がちょっと“どうぞ”の気持ちを忘れてしまったとき、常に傍に置いて読みたい一冊です。