図書館から借りてきて、9歳と4歳の娘たちと読みました。
『ちがうねん』が予想以上にドキドキし、親子でキャ〜!となったのですが、
この『どこいったん』の方がはるかに怖くてびっくりしました。
大事な帽子をなくしてしまったくま。
いろんな仲間に聞いて探しますが、見つかりません。
でも・・・・・・、・・・・・・あっ!!!
関西弁でゆるい雰囲気だっただけに、
緊迫の赤いページになった時が怖かったです。
くまのおしりにつぶされた草を見て、みんなハッとしました。
うさぎの行方については、
4歳の次女「逃げてったのかな?」
9歳の長女「ま、まさか・・・・・・。」
と言っていましたが、真実はいかに・・・。
子供たちに、結末はどうなのか解説などはしませんでしたが、
なかなか恐ろしい結末だったので、私の中では大人向け・・・かな。
個人的には、子供たち(幼稚園児くらいから)に読んであげるなら
『ちがうねん』の方が柔らかくていいかな、と思います。
小学校高学年くらいのお子さんたちなら、『どこいったん』の方がおもしろいかもしれませんね。
長谷川さんの訳がすばらしいな〜と思いました。