フローベル館の「日本むかし話」シリーズは、松谷みよ子さんと瀬川康男さんのコラボが素敵なので、この「さるかに」も読んでみました。
う〜ん。読み終わって、真っ先に思ったことは「やっぱり私、このお話そのものが嫌いだわ…」でした。
昔話なので、子どものころから何回も聞いたり読んだりしていましたが、この仇討話は好きになれません。
最初にさるの行うかにいじめも見ていられないし、だからといって、子がにが泣いているだけで他のものたちがさるいじめ(殺し)に手を貸すのも、どうかと思うんですよ〜。
何度読んでも後味の悪くなるお話だと改めて感じました。