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暖かい光
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投稿日:2006/12/15 |
朝の世界のはじっこで
おひさま昇り 小鳥はうたう
朝の光が差し込み、男の子が起きるようすを
リズムよいフレーズでつづっていきます。
一番初めの朝の光は
パンケーキにのっけたバターみたい
すごく素敵な表現で思わずニッコリしてしまいました。
暖かい色あいのイラストもマッチしていてよかったです。
ただ、後半はあっと言う間に「日暮れ」になってしまって
ちょっと物足りない感じがして残念でした。
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もう一つのてぶくろ
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投稿日:2006/12/15 |
冬の定番「てぶくろ」は昔話なのでいろいろなものがでていますが、
やはりラチョフ氏のものが有名ですよね。
この作品もラチョフ氏の作なんです。
同じ画家さんの作品が2種類なんてとても面白い!
鮮やかな背景で描かれていて、動物たちの姿が
よりはっきりデフォルメされています。
冬の寒さというより仲間の温かさが際立った感じがしました。
邦訳はあっさり簡潔にまとまっていて、明るい気分になります。
個人的には長く親しんだものがやはり好きですが、
こちらにはこちらのよさがあると感じました。
この作品には「パンと子牛ときつねとおおかみ」という昔話も
収められています。
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日本のゆきむすめ
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投稿日:2006/12/14 |
子どものいない老夫婦がお宮さんで赤ちゃんを授かりました。
「ゆき」という名をつけかわいがって育てました。
ゆきちゃんは元気いっぱい大きくなりましたが
暖かい春になると元気がありません。
村祭りの晩、友達たちと焚き火のとびくらべっこをすることになり・・。
以前に読んだ「ゆきむすめ」にそっくりの内容だったので息子は驚いていました。
あと書きによると、昔の人々は豊かな自然の恵みも恐ろしい災害も
すべて自然の神や精霊によるものだと考えていました。
冬の精霊が夏になって自然に帰っていくという発想からこのようなお話しが生まれたようです。
火を飛び越すことは身体を清め無病息災を願うもので
あることも記されていました。
国が違えど、人々の思いが共通だったので、
このお話しが伝わっているんだなあと思います。
この作品では、「また雪が降ったら、(ゆきちゃんに)会えるんやろか?」
と最後にみなが言っているのが印象的です。
ゆきちゃんという名と、「ゆきんこ」という響きがとても親しみを感じさせました。
和紙のちぎり絵もとても素朴でロシアの「ゆきむすめ」とは違った雰囲気が味わえます。
ぜひ読み比べてみてください。
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金の猫に会ってみたい
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投稿日:2006/12/14 |
森の近くで暮らしている老夫婦。
作物が獲れなかったある年、とうとう食べるパンもなくなってしまいました。
森の白樺を切って売り、パンの粉を買おうとすると
白樺のかげから金色の猫が現れました。
「木を切らないでください。どんな願いごとでもかなえてあげます」
おじいさんは「粉を買いたい」と言うと・・。
ベラルーシの昔話だそうです。
どんな願いでもかなえてくれるというのに、
おじいさんの頼みごとは本当に生活に必要なものばかり。
後半は日本の昔話によくあるように欲張りなお隣さんが登場します。
典型的な昔話のつくりで安心して楽しめます。
息子はすくっと立ち上がっている金の猫の神秘的な姿が
とても気にいったようで、「金の猫に会ってみたい」と
何度も読んでいました。
老夫婦のつつましい生活がとても気持ちよく温かい気持ちになりました。
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寒い冬を暖かく
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投稿日:2006/12/13 |
冬といったらコレ!
とても多く方の素敵な感想がたくさんあるので、いまさら・・という感じですが。
大好きな大好きなこの作品。お話し会でようやく読むことができました。
いつもどなたかに先を越されてしまって
なかなかチャンスがなかったんです(笑)
それだけ定番ということですよね。
小学校の低学年向けのお話し会。
始まるときはザワついていて「知っている〜!」の声も結構ありましたが、
次々に動物たちが集まるようすはたちまち子供たちを釘付けにします。
くいしんぼ、ぴょんぴょんなどの形容詞がとても楽しく、
動物たちの名前を繰り返す場面では一緒に声をあわせる
子供たちがたくさん。
「もう入れないよ〜」と言いながらお話しを楽しむ姿はほんといいですね。
息子は幼稚園の頃からこのお話が大好きです。
以前、幼稚園のお友達とお母さんとつくったグループに
「てぶくろ」という名前をつけました。ちょっと地味(?)って感じでしたが、
みんな入れてあげようという思いをいっぱい込めてのことでした。
「どうぞ」と言って入れてあげる温かさをいつまでも心に残してくれたらなと思います。
寒い冬にみんなで楽しめる不朽の名作です。
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雪の遊園地
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投稿日:2006/12/11 |
「わんぱくだん」シリーズにはまった息子。
その中でもこの作品は特に気に入ったようです。
雪がたくさん降ったので仲良し3人組は雪だるまを作ったり、
かまくらを完成させたり。
夜にはかまくらの中にみかんやお菓子を持ち寄り
パーティーを始めます。
そこへお客さんが・・。うさぎだるま?!
彼らに誘われて外へ出ると、雪の遊園地が!!
夢のような世界にワクワクです。
氷でできたジェットコースターも寒そう〜なんて
言っている場合はありません♪楽しまなくちゃっ!
「いいなぁ・・。雪でたくさん遊びたい・・」
と息子はため息交じりでつぶやいていました。
思いっきり遊べるほどは雪は降らないもんね。
実は2歳半までは札幌で過ごした息子。
本物の「ゆきまつり」だって行ったんだけどな。
雪の記憶はほとんど残っていないのでした・・。
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パーティーメニューはトコロテン?
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投稿日:2006/12/11 |
子供が想像するオバケってまさにこんな感じ!
シーツなんてあろうものなら決まってかぶり「オバケだぞ〜」。
でもホントに出てきたら怖いなあなんてちょっと思ってたり。
怖がりのお子さんでもこの作品はとっても楽しめます。
真っ白いおばけが次々にいろんな色・形になっていきます。
食べたものによって変化するなんてすごくユニーク!
怖いどころか、何を食べたんだろうと想像が次々にふくらみます。
オバケたちが透明になった特別メニューが知りたくて
あれでもない、これでもないとずっと考え込んでいた息子は
「トコロテンとかコンニャクかなあ・・でも特別メニューには合わないよねぇ・・」と。
オバケのパーティだからきっと想像もつかないすごいメニューなのかもしれませんね。
文句なく楽しいオバケ絵本です♪
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ハラハラドキドキはいつまで続く・・
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投稿日:2006/12/08 |
有名な「シンドバッドの冒険」は長い長いお話です。
ダイヤモンドの山を見つけるというあたりまでしか知りませんでしたが、
その後のシンドバッドのお話です。
前の航海で恐ろしいめにあったシンドバッドは
もう2度海には出ないと思ったはずなのに、
冒険心にかられ、またも船の旅に出かけます。
やはり待ち構えていたのは、巨大な怪物、大蛇・・。
息もつかせぬ危機が待っていました。
続きを読みたがっていた息子は目を見開いて喰らいついていました。
「すごい!」と大興奮。男の子向きでしょうか・・。
私は危機一髪の連続にハラハラドキドキしすぎてちょっと疲れてきました(笑)
前作同様、エキゾチックな雰囲気満載です。
ストーリーはちょっと刺激的で残酷と思う部分があるかもしれません。
この作品3冊シリーズなのでまだあと1冊あるんです。
え〜!まだ冒険するの〜!海の男って懲りないのね・・。
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子供の特権
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投稿日:2006/12/07 |
くんちゃんシリーズはいろいろありますが、
これはくんちゃんが小さい頃のお話のようです。
「何にもすることがない」とつまらまそうなくんちゃん。
お母さんは自分で何かすることを見つけなさいと言います。
小石をけってみたり、木切れをけってみたり。
やがて木切れを川に浮かべてみました。
そしてきれいな小石を見つけると「この石で家をつくろう」と思いつき・・・。
子供が身近なところから遊びを思いつく過程をていねいに描いています。
確かにうちの息子もおもちゃやゲームで遊んでも
そう長い時間は夢中になりません。
外で遊んだり、自分で工作しているときは時がたつのも忘れています。
「子供は遊びの天才」とはよく言ったものです。何もなくても遊べるんです。
こんな経験たくさんたくさんさせてあげたいです。
遊ぶのに「大忙し」なんて子供の特権ですもんね。
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きっといつの日にか・・
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投稿日:2006/12/06 |
前作「ぶたのたね」で深読みしすぎたため、
今回は何も考えずに読んでみました。
やっぱりそのほうが面白いですね〜。
ナンセンス絵本は頭を柔らかくして楽しむのが一番です。
今回は小ぶりなぶたの実がなんとも言えません。
鉢植えで手もとにおいたのはなかなかよかったです。
でもやっぱり・・・もう少しだったのに・・。
息子はぶたの実が少しずつ大きくなっていくのを面白がっていました。
いつの日かきっとぶたを食べられる日がくるよ!
めげないでね、おおかみくん!
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