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すばらしい世界
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投稿日:2007/09/05 |
なんて素敵な絵本だろう...ひさしぶりに、大人の自分がどっぷりひたれる絵本に出会ったという思いです。
壁を乗り越えてもぐりこんだお屋敷の庭に広がっていた風景は...緑色の船でした。
正確には、ほんものの船ではなかったけれど、少年たちには、本物以上に本物らしい船でした。
そして、トリディーガさんと水夫長という存在があったおかげで、それは、少年たちにとって、本当に本物の「船」になったのです。
みどりの船は、世界中を旅し、赤道を超え、嵐を乗り越え、航海しました。
休みの間、心躍らせたこの庭の景色を、少年たちは、ずっと心の底に大切にしたまま、素敵な大人になっていくことでしょう。
ひと夏、こんなお休みをすごせた体験って、すごく貴重だと思います。
子供たちにも、こんな経験させてあげたいなぁ〜。
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お兄ちゃん、えらかったね。
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投稿日:2007/09/05 |
まめうしくんにも、妹ができました。その名も、ひめうしちゃん。
自分だけのものだと思っていたお母さんを妹に取られる気がして、ちょっと複雑な心境のまめうし君。
でも、ひめうしちゃんを見ると、やっぱりかわいいんですね。
お兄ちゃんらしく、ひめうしちゃんをかわいがるまめうし君。
うちは、まめうし君とは逆の、姉弟という兄弟構成ですが、女、男は違っていても、兄弟の関係はそうなんです。
かわいいけれど、でも...
自分だって、まだまだ甘えたい年頃。
でも、お兄ちゃん、お姉ちゃんでもあるわけで...
がんばるお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿をよく現していて、ほほえましいです。
最後、ひめうしちゃんを背負って、お母さんのところまで帰ってきたまめうし君が、お母さんの顔を見た途端、こらえきれなくなっておお泣きしてしまう場面。
「とってもえらかったわ。ありがとうね。」
と言う母親。
そうですね、えらかったね、ありがとうね、上の子に対して、そういう態度で接してやれる母親でありたいと思いました。
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アメとマメの絶妙な組み合わせ
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投稿日:2007/09/05 |
間違って、えんどう豆の種と一緒に土に埋められてしまった、メロン味のあめ。
同じ丸い形で緑色。でも、まったく別物。
この組み合わせ、なかなか絶妙ですね。
土の中で、種と、1人だけ他の種と違っているあめのやりとりがとても楽しい。
相手をへんなやつだとののしりあい、「おまえは何者だ」とにらみあう。
結局、アメと豆は仲良くなって、えんどう豆は、アメをなめて感激!アメをなめて育った豆は、アメのように甘かった。
なるほど!です。
が、小学2年生の娘は、
「アメをなめたから、えんどう豆の中に、アメが出来たんだ。すごい!」
ってしきりに感心。
え、そうじゃないだろ?!
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ほんとの魔女はね...
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投稿日:2007/09/05 |
「魔女」っていうと、どんなイメージ?
いろんな魔法がつかえて、ほうきで飛べて、なんだってかなえてくれる不思議な人。
でもね、実は、魔女が1番嫌いなのは、「子供」なんです。
どうやって子供をやっつけてしまおうか、世の中から消してしまおうか、考えている人なんですよ。
そうだったんだ...
これは、そんな魔女にたちむかった少年と、愉快なおばあちゃんのお話。
ひょんなことから、魔女にねずみにされてしまった少年。
普通だったら、最後に、もとの人間に戻り、めでたし、めでたしというのが筋ではないでしょうか?
でも、そうならないところがすごい!
少年は、ねずみになったことを嘆き悲しむでもなく、まんざらでもないって思ってしまう。
そして、おばあちゃんは、ねずみになっても、人間だった頃と同じように、ぼくに接してくれるんです。
ノルウェーでは、子供が魔女にねずみにされてしまうなんてことは、慣れた話、という。
ハリーポッターを読んで、イギリスってすごいなぁと思ったけど、この本を読むと、ノルウェーって...と思う。
日本では生まれない発想だなぁ〜。話の展開が早く、あざやかで、どんどん読み進められる本です。
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上の子の気持ち
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投稿日:2007/08/29 |
弟ができた兄の複雑な心境そのままです。
すき、ときどききらい・・・
同じことをしても、弟は怒られないのに、自分だけ怒られる。
お兄ちゃんなんだから、という理由で、自分のほうばっかり我慢させられる。
自分のほうにももっと振り向いてもらいたい、甘えたいという気持ちから、弟なんか大嫌いだって思ってしまう。
でも、弟が泣いていると心配で、眠っていると、起こして一緒に遊びたいと思う。
そこはやっぱりおにいちゃん。
うちの娘も、弟に対して、同じことを言います。好きな時もあるけど、嫌いな時もあるって。
娘の気持ちを聞いているようで、ちょっとせつない気持ちもした絵本です。
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勘違いからふくらむ想像
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投稿日:2007/08/29 |
「こどもがえ」
ちょっとドキッとするタイトルですね。
でも、ドキッとしたのは、私だけじゃなく、主人公のカズ君も同じです。
子供替え・・・自分は、よそのうちの子と交換されてしまうのか?
そんなことがほんとにあるのか?
でも、誰に聞いても、こどもがえは普通にすること。友達に聞いても、誰も、寂しいとも悲しいとも思ってない。
おまけに自分の母親までも...
「ころもがえ」を「こどもがえ」と聞き間違えたカズ君の想像はふくらむばかり。
聞き間違えによる思い込みから、お話がこんなふうに展開するとは。
おかしいような、気の毒なような...でも、真剣に、よそのおうちの子になる自分の姿を想像するカズ君の深刻な顔を見ると、笑ってはいけないですね。
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ようかいオジジの正体は?
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投稿日:2007/08/28 |
この絵本は、よなはかんた君、なんと、6歳の時の作だそうです。
すごいなぁ。6歳で、こんなお話が書けるんですね。子供の頭ってすばらしい。
はじめて読んだ時から、うちの子供たちのお気に入りの1冊になりました。
このようかいオジジは、酔っぱらったお父さん。
うちの父さんは、酔っ払っても、こんなへろへろになって帰ってくることはないのだけれど、この絵本を読んでからというもの、父さんが帰ってくる足音が聞こえると、
「ようかいオジジが来るぞ。かくれろ!」
と布団にもぐりこんでます。
へろへろに酔っ払って、タコのようにふにゃふにゃになったようかいオジジが、あっちにごっつん、こっちにごっつんの数ページ、うちの子は笑いっぱなしです。
酔っ払って帰ってきて、子供を起こして、ちゅー攻撃に、ひげじょりじょり攻撃。
困ったお父さんなんだけど、でも、子供が大好きなお父さん。
お父さんが大好きだから、こんな素敵なお話が出来上がったんだろうな〜。
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空に大きく描きたいな〜
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投稿日:2007/08/27 |
「空に大きく描きたいな〜」
なんて歌があったけれど、その歌を絵にしたような絵本です。
お絵描きしていたクレヨンが紙からはみ出てしまった。
でも、そのクレヨン、何もないところに絵が描けるクレヨンだったんです。
たっちゃんは、そのクレヨンで、はしごを書き、どんどん空の上へ...
途中でクレヨンがなくなったり、描いたはしごが壊れたり、「どうなるのかな?」ってちょっとドキドキするようなところもあって、とても楽しいお話です。
「もし、こんなクレヨンがあったら、何描きたい?」
と聞いた質問に、息子は、やっぱり
「電車!」
大好きな乗り物をあげました。
もし、こんなクレヨンがあったら...自分だったら何が描きたいかな。
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細部に目をこらすと
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投稿日:2007/08/27 |
「がたごと がたごと」の「おばけ」版といったところでしょうか?
乗り物大好きの息子が、「おばけでんしゃ」のこの言葉だけで、飛びついた絵本です。
字はほとんどありません。
駅を出発し、がたたん、がたたんと揺られて、次の駅に到着。
ただ、ひととおり読んだだけだと、ふ〜んって感じなんだけど...
「あ、お母さん、この人ってさっきの駅にいたおばけじゃない?」
「わぁ、これって気持ち悪いねぇ。」
「このおばけ、またここにいるじゃん。」
1人1人のおばけに注目して、細部を見ていくと、とっても楽しめます。
最後の「にんげん」駅では、おばけたちは、人に化けて、駅におりたっていくんだけど、どのおばけが、どの人間に化けたのか、娘と息子は前のページをめくり、また戻り。
よく見ると、ほんと、「おばけ」って言ってもいろんなおばけがいるもんですね。
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パンのにおいが感じられるよう
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投稿日:2007/08/16 |
楽しそうな表紙の絵に誘われて手にとった絵本です。
ぐうぐう山に開店したパン屋さん。
山奥にぽつんと1軒あるそのパン屋さんを知ってもらうのは難しく、パン屋に来るのは森の動物ばかり。
でも、パンと交換に、みんなが置いていく木の実や、ミルクで、次々に新しいパンが生まれます。
ページをめくるたびに、出てくる新しいパン、パン、パン。
動物の形をしているパンは、形だけじゃなく、チーズが入っていたり、くるみが入っていたり、やまぶどうに、きいちごに。
ほんとにおいしそうなパンと、それを食べるうれしそうな動物たちの笑顔に、とても心がなごみます。
最近、ホームベーカリーを買って、家でも、ぶどうや、くるみを入れてパンを焼くようになった我が家。
「うちでも、こんなパンが焼ける?」
と息子は、動物の形のパンをリクエスト。
パンが焼けるにおいというのは、不思議と幸せな気持ちになります。
その幸せなにおいを感じられるような気がする、暖かい絵がお話とよくあっていて、いいですね。
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