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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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センニン

じいじ・ばあば・60代・千葉県

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センニンさんの声

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自信を持っておすすめしたい 感銘の共有  投稿日:2008/09/05
おじいちゃんがおばけになったわけ
おじいちゃんがおばけになったわけ 作: キム・フォップス・オーカソン
絵: エヴァ・エリクソン
訳: 菱木 晃子

出版社: あすなろ書房
 6歳近くの孫娘に。
 実は半年前くらいに購入したのですが、当時は、孫娘には早いかなと躊躇するものがありました。
 でも、事故死のニュースなどに関心を示すようになった昨今。
 ならばと、「おじいちゃんの ごくらくごくらく」に続けて本書を。

 主人公のエリックが、死んでおばけになったおじいちゃんと対話していくというシチュエーションには、孫娘も緊張して聞き入っていました。
 読み手の私はというと、押さえても、やはりうろたえ気味に。
 孫娘も暫く余韻にひたり、その後もお泊りお休み絵本に入れてきましたから、孫娘にとって気になる絵本の一冊になったのは間違いのないことでしょう。

 孫娘と感想を述べ合うこともなく心中に去来する思いは全く別のものかもしれませんが、一冊の絵本によって、感銘深い時を共有できたと思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 成長  投稿日:2008/08/27
どろんこ こぶた
どろんこ こぶた 作: アーノルド・ローベル
訳: 岸田 衿子

出版社: 文化出版局
 温存してきた一冊を、6歳近くの孫娘に。
 
 手にするなり、身じろぎもせず、一気に一人読みしてしまいました。
 つづいて手にした私に、「ここと(このページと)ここは(このページは)、(絵が)同じだよ」と教えてくれました。
 そうです。両方とも、こぶたが実に幸せそうどろんこに沈んでいくところです。
 前のページは、こぶたがどろんこにしずむのが大好きだと紹介するところ、後のページは、こぶたが大ぼうけんのあとに、おひゃくしょうさんの理解も得られて、満足そうにしずかにしずんでいくエンディング。

 しかし、よく見ると、後のページのこぶたの方がよりひかって見えます。
 多分、孫娘も、うまく表現は出来なくても、「形は似ているけど違うんだよね」と、思っていることでしょう。
 大ぼうけんの後の余韻と、大好きなことが認められたという二重の満足感と安らぎ。

 大げさにいえば、こども(ひと)がどのような体験と環境の中で、豊かなこころの成長を遂げるか、示唆しているようにも感じます。
 ストーリーも絵も見事。ロングセラーも頷けますね。
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自信を持っておすすめしたい せかいをへいわにするあいことば  投稿日:2008/08/26
いいから いいから2
いいから いいから2 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
 「いいから いいから」が、6歳近くの孫娘に好評だったので、「2に」へと。

 早速、表紙の「おじいいちゃんのおでこのおへそ」を発見した孫娘、「あるよ〜」と喜んでいました。
 本文では、うちについてきたおばけがトイレに現れるところに、主人公の「ぼく」と同じくらいビックリしたようです。

 しかし、孫娘に(私にも)印象的なのは、「いいから いいから」にもついている「帯文」のようでした。
 ある小学校のクラスで『いいから いいから』を読んだ後の給食のとき、ある子がおぼんをひっくりかえしすと、クラスの子がそのとびっちた給食をかたづけながら、その子に「いいからいいから」と言ったそうです。
 長くなりますが、図書館本などで「帯文」を目にすることのない方のために、さらに「帯文」から引用させていただきたいと思います。
 「おこってはいけない。だれかがおこるとだれかがまたおこる。それがまただれかにでんせんしてなーんにもいいことない。せかいをへいわにするほんきのあいことば「いいからいいから」
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自信を持っておすすめしたい 孫娘と生死談義に  投稿日:2008/08/12
おじいちゃんの ごくらくごくらく
おじいちゃんの ごくらくごくらく 作: 西本 鶏介
絵: 長谷川 義史

出版社: 鈴木出版
 ここのところ、長谷川義史さんの絵本をよく手にする6歳近くの孫娘に、そろそろいいかなと。
 やはり、おじいちゃんが病気になって死に至る後半は、読み手の私の声も詰まりがちになってしまいました。

 読み終わった後、孫娘は何度もひっくり返し、ひとり見入っていました。
 暫くして。
 「おじいちゃんのこの(ページの)顔とこの(ページの)顔は同じだよ」
 どうやら、おじいちゃんの変わっていく姿を確認していたようでした。

 それから、お風呂場で。
 「おじいちゃんは、再来年は死んでいるかな?」
 「まだ、生きているよ」
 「それじゃ、再来年の再来年は?」
 「まだまだ、生きているだろうね」
 「それじゃ〜、千年後は?」
 「あはは。○○ちゃんも死んでるね。天国でまた一緒に遊べるね」
 「あはは」
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自信を持っておすすめしたい こども同士だからありえそうな世界  投稿日:2008/08/04
ふたりはいっしょ
ふたりはいっしょ 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
 私のひとり先読みでは笑いの連続でしたが、6歳近くの孫娘に読んでやると至って真剣に聞き入り、感想も真面目そのもの。
 予定表をなくしたがまがえるくんには、「ごはんをたべるのを忘れているよね!」
 どうしてもクッキーに手を出してしまうふたりには、「見えないとこに隠せばいいのに!」

 とんちんかんでおかしな(笑える)ふたりの行動ですが、どうやら孫娘にとっては、ともだちにちょっとお節介してやりたいような、身近にありえそうなことのようです。
 おとなとこどもの間ではなかなか出来ない、まさにこども同士だからありえそうな世界なのでしょうね。

 ともあれ、こども同士で知恵や力を出し合いながら豊かなこころが育つ、遊びの大切さを感じさせてくれる一冊なのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい ともだちと一緒に、「じゅげむ」  投稿日:2008/07/30
落語絵本4 じゅげむ
落語絵本4 じゅげむ 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
 6歳近くの孫娘。
 保育園なかまのうちでも特に最近気の会うともだちが、この「じゅげむ」を知っているようです。
 友と一緒に「じゅげむじゅげむ、・・・」とやっている姿を想像すると、微笑ましい感じがします。「じゅげむ」がとりもって、更に気が合うようになったのかもしれません。

 この落語絵本では、こどもたちの遊びの場面がふんだんに出てくるのがいいですね。
 また、「・・・、頭をなでてそだてて、わるい人間になったものは、いないんで、笑い声のする家が、いちばんいいようです。」のページが、いいですね。

 「落語絵本シリーズ」のなかでもこの「じゅげむ」が、「ことばあそび」など、楽しさとしては、一押しでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 絵か、写真か、それが問題だ  投稿日:2008/07/29
ふしぎなナイフ
ふしぎなナイフ 作: 中村 牧江 林健造
絵: 福田 隆義

出版社: 福音館書店
 6歳近くの孫娘に4歳半頃に購入。
 手元の数ある絵本の中でも、孫娘にとって印象深く忘れられないお気に入りの一冊のようです。

 まがったり、ねじれたり、ナイフのありえない動き。
 それが、「見慣れた絵」でも「見慣れた写真」でもない。
 が、妙にリアルに感じるのでしょう。
 
 ありえないことが、リアルに感じる不思議な感覚。
 で、孫娘。「絵なの? 写真なの?」
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自信を持っておすすめしたい 社会性の自覚  投稿日:2008/07/26
わたし
わたし 文: 谷川 俊太郎
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
 6歳近くの孫娘、本書を目にすると、無言で食い入るように一人読みしました。
 その姿を見て、「孫も成長したな〜」なんて感慨に耽りましたが、孫娘の感想は、点のような「あり」を指して、「ちゃんと書いてないね。ちょっと塗っただけだね」、だけでした。

 谷川俊太郎、 長新太、と偉大な作家の組み合わせで、さぞかしと思ったのですが、なんのてらいもなく、「わたしは他者からみると何なのか」が続き、「わたしは歩行者天国のおおぜいのひとり」で終わってしまうものでした。

 ですが、わたしというものが様々な他者とのかかわりの中で存在し、様々な姿を演じているのだと、いわば自分を客観視できる、社会性の自覚といったものでしょうか、孫娘のその気付きに多少なりとも役立ったならば、嬉しいことです。
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自信を持っておすすめしたい 「うそ」でも面白い  投稿日:2008/07/26
落語絵本9 そばせい
落語絵本9 そばせい 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
 最近、「落語絵本」にはまっている6歳近くの孫娘。
 「落語絵本って面白いよね。全部がだじゃれだから」
 因みに、孫娘の「だじゃれ」は、「面白いうそや冗談」のことのようです。

 なかでも、この「そばせい」のラストは、私にはどきりとさせられのですが、「落語=うそのお話」と割り切った孫娘には、「そうきたか」といったところようです。
 ともあれ、日常の生活では「うそはいけない」と厳しくしつけられておりますから、私のささやかな冗談にも「おじいちゃん、うそはいけないよ」と反発する孫娘ですが、ここまで飛んだ話となると「面白い」と許されるようでして・・・。

 お話自体は、お金の単位が「両や分」の賭け事が中心ですから、5歳の子には結構難しいと思うのですが、そこはそば好きの孫娘、山盛りになっていく「もり」の絵に引き付けられながらクリアしているようです。
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自信を持っておすすめしたい 思い出したように  投稿日:2008/07/16
もけらもけら
もけらもけら 作: 山下 洋輔
絵: 元永 定正

出版社: 福音館書店
 6歳近くの孫娘、2歳頃から親しんだ沢山の絵本の世界。
 概して、ストーリー性のある絵本を好み、その都度はまった数多くの絵本は奥の方にしまわれています。多分、お話も絵も「もう、分かっっているよ」なのでしょう。

 そういう孫娘ですが、不思議なものでこの不思議な絵本を、思い出したように引っ張り出してきます。いつの間にか、ちゃんとなぞり書きもされて。
 3歳のころ初めて読んだときのとっつきは良くありませんでした。「読み手の私に音楽的センスがないからかな」なんて思ったものでした。

 でも、分からないもので、案外「良く分からない」から長く楽しめているのかもしれません。
 「意味ないよ」なんて生意気な口をきくようになってきた孫娘が、意味なんてなく、ただただ楽しいね、という本書を楽しんでくれれば、じいは嬉しくなります。
 楽しい事なんていっぱい転がっているのだから。そう感じられるだけで、きっと豊かな日々を送れるのだろうだから。
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